スバルさんの不登校の体験談

スバルさん 23歳 不登校になった時期：中学校2年生
不登校になった期間：1年半

きっかけ

クラスの人達とうまくなじめなかったようです。それと、クラスの人たちからいじめられていたというか、避けられていたようです。

辛かったこと

中学2年に進級して、6月頃までは暗く元気がないながらも学校には来ていたのですが、だんだんと学校に行くのが嫌になってしまったようです。辛い顔をしながら登校する姿をみているのは辛かったです。

克服

まず言えるのは、無理やり学校に行かせようとしないことです。ですが、長期間学校に行かなくなると、進学するとき「出席日数が足りない」という問題が関わってくるので、まずは「保健室登校」から始めたほうがいいと思います。

子供へのアドバイス

辛い状況から逃れるために、自ら不登校という防衛機能を働かせて自分の心を守ろうとしたのは立派な選択だと思います。そして自分からご両親に「助けて」とSOSを求めたことも素晴らしいと思います。ですが、現実からいつまでも逃げるわけにはいきません。「出席日数」が足りなければ進学に関わってきます。保健室登校からでもいいので、なるべく外の世界と関わりを持つようにして下さい。五教科の勉強もしておきましょう。

保護者へのアドバイス

お子さんの性格にもよりますが、お子さんのことを絶対に否定しないで下さい。親に否定されると子供は「親に見放された」と深く絶望し、お子さんの精神状態が悪くなってしまう可能性があります。子供を守れるのは親だけです。そのことをしっかり自覚して下さい。進路についてはお子さんとよく相談して、進学できるようサポートしてあげましょう。最終的な決断はお子さん自身にさせて下さい。そうすればあとで後悔せずにすみます。