妹は生まれつき、母子感染の病気を持っていました。都内高校に入...
nagotomoさん
32歳
不登校になった時期:高校1年生
不登校になった期間:高校1年の夏?高校3秋まで
きっかけ
妹は生まれつき、母子感染の病気を持っていました。都内高校に入学した際、初めての担任が不安からか、本人に病気の事を執拗に質問し続けたのがきっかけです。
辛かったこと
姉として私ができる事は普通どおり接してあげることだといわれましたが、どうしても攻撃的に突っかかってくる妹に怒りを抑えて落ち着いて接するのが若い私にはとても大変でした。私自身は運よく病気に感染していないので、それが妹にとって不公平だと、ずっと言われ続け、宥める言葉を捜し続けました。
克服
高校3年時の担任が同じ病気を持つ方になり、少しずつ心を開くことが出来るようになっていきました。また、卒業単位についても、親が学校側と話し合った結果、各テストの成績は問題なかったとのことで何とか落第もなく、卒業できました。
子供へのアドバイス
いろいろな問題が君達に降りかかっていて大変なのだと思います。でも、学校は卒業しておいた方が良い。これは耳にタコが出来るほど言われていると思うけれど、敢えて言います。後から後悔しないように、今は少し休んでも、必ず動き出そうね。解ってくれる人や支えてくれている人は、意外に沢山いますから。
保護者へのアドバイス
私や母親は妹に対し、いつもと変わらない生活を常に心がけていました。怒ったり、喧嘩したりも勿論ありました。よく言う、腫れ物に触る様なことは全くなかったと断言できます。でも、妹は自分から少しずつ外に出ることを選びました。大学にも進学しました、いまでは結婚もし、一児の母です。必ず前に進むときが来ると信じて、少し待ってあげたり、見えないところで支えてあげてください。
エリアを選択してください