不登校の児童生徒を対象にした「学びの支援センター」が、宮城県の塩釜市に2か所開設されました。「コラソン」という愛称のセンターは、ポルトガル語で「心」「魂」を表しています。
子どもたち各々に合わせた支援計画を作り、勉強や運動がしやすい環境を整え、心身ともに成長していくよう促します。スタッフが常駐することで、教科や体験学習、創作活動といった子どもたちの生活を支援。学校の空き教室などに設けるサポートルームにも専門のスタッフを配置し、保健室が担ってきた役割を持つように連携力を高めます。
16日に行われたセンターの開所式で、所長の青木真澄さん(元小学校長)は「まずは集団に慣れ、勉強に興味を持てるようにしたい」と抱負を語りました。