サイトマップ

不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

最新ニュース

通信高生ら、不登校を乗り越えるまでの心境語る

4月3日、富山県富山市安住町のサンシップとやまで「『不登校』を体験して、僕たちが伝えたいこと」と題した公開授業が行われました。通信制の星槎国際高校富山学習センターの卒業生と在校生5人によるもので、地域住民や保護者ら約50人が聴講。

卒業生らは、けがでの長期入院や友達関係がうまくいかなかった経緯、部屋に閉じこもっていた当時の思い、また、同校に入学してから自信がもて、自分の居場所を見つけたという経験談を話しました。

今春から福祉系の短大に進学した介護福祉士を目指す寺崎一平さんは、「緊張する中、自分なりにやりきれました。社会に出ると意見発表の場が多いと思うので、貴重な経験でした」と話し、その表情からは自信がうかがえました。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 富山県

家庭児童専門相談員を採用 南房総市

千葉県南房総市教育委員会は、新年度から、不登校の児童・生徒の対応を専門に行う「家庭児童専門相談員」を採用します。今回採用されたのは市内中学校の元校長、鈴木智氏(60)。

同市は、昨年度に不登校だった中学生2人が自殺した事件を受け、児童・生徒の問題の早期発見とケアを強化する目的で新たな制度を設けました。これまでも教員が自宅訪問をするなどして不登校の児童に対応してきましたが、多忙のために十分なケアができていなかったそうです。

今後は3年前から発達障害の児童に対応するため採用している「特別支援教育相談員」とともに市内の小中学校を巡回する予定。市教育委員会は新年度の教育目標に「不登校児童生徒ゼロ」を掲げ、「問題が大きくなる前に、早め早めに対応していきたい」としています。

カテゴリー: 千葉県

諏訪市 市教委にスクールソーシャルワーカー配置

長野・諏訪市は4月に、スクールソーシャルワーカー(SSW)を市教育委員会に1人配置します。市内の小中学校を巡回して児童相談所などと連携し、不登校やいじめ問題対策に力を入れ、児童生徒の悩みを解決することを目指しています。

環境が日々変化する社会で、必要とされているSSW。家庭状況を考慮した上、子どもたちの声を聞き、時には家庭訪問で相談に乗ることもあります。

また来年度には、心の教室相談員を4人体制にして、市立全4中学校へ配置。悩みをもつ中学生への迅速な対応で各生徒の不安を取り除きます。

カテゴリー: 長野県

名古屋市 全市立中に常勤スクールカウンセラー

名古屋市教育委員会は、常勤のスクールカウンセラー(SC)を全市立中学校110校に配置する予定です。いじめや不登校などの対策をしっかりと立て、問題の未然防止を目的としています。

また、非常勤SCの配置を拡充し、さらに生徒の悩みを解消します。SCは、保護者の相談にも乗ったり、教員と連携したりして、生徒をサポートできる万全の体制をつくる考えです。

ストレスマネジメントに関する授業も展開し、生徒一人ひとりが、心理的な面で負担を感じないように配慮します。常勤SCは、平成31年度までに全市立中へ配置する方針です。

カテゴリー: 愛知県

不登校の子ども達への家庭学習支援にICTの活用

教育新聞によると、文部科学省で3月18日に、先導的な教育体制構築事業推進協議会の第4回会合が行われました。

同事業は、各地域の学校間や、学校と家庭間をシームレスに繋ぐ事を推進しており、総務省と連携して先導的な教育体制の構築に役立てるための研究に取り組んでいます。

会合では、平成27年度の実施状況や28年度の実施体制について発表し、実証校の教員に行ったアンケートで、9割以上がデジタル教科書を使用しているとの結果が出たことなどが報告されました。

また、昼夜逆転の生活に陥りやすい傾向にある不登校の子どもたちへの支援としてもICTを活用。担任とのコミュニケーションツールとして使用したり、各時間にどのような活動をしていたのかを報告する取り組みを続けることによって、昼夜逆転生活の予防に役立っているとのことです。

同事業にとって3年目となる来年度は、これまでの成果を元に新しい土地で実証の「再現」に取り組むことができるのではないか、など意見があがっており、これからの活動にも注目を集めそうです。

●ICT教育とは?
Information and Communication Technology(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー)の略。学校教育の場で用いる場合、電子黒板やノートパソコン、タブレット型端末などを用いた教育のことを指します。

カテゴリー: 国の取り組み

top


最近の投稿

アーカイブ

メタ情報