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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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「子どもの発達障害〜コロナ禍で見えてきた‘悩み’を共有する〜」オンラインフォーラム(9/6)開催!

小中学生の約15人に1人の割合でその可能性があるという「発達障害」。生まれつきの“特異な感覚”などが周囲に理解されにくく、「甘えている」「怠けている」と誤解されやすいことから、生きづらさを感じてうつや不登校、引きこもりにつながってしまう子も少なくありません。さらに、コロナ禍で不安と混乱が続く学校生活にペースがつかみきれずに1学期を過ごし、自信を失ったり、友だちから仲間外れにされたりするなどして悩みを深める事例が増え続けているとする医師の報告も届いています。では、家族や支援者は、今、どのようなことに留意しながら当事者を支えていけばいいのでしょうか。
今回のフォーラムは、専門家と支援者、当事者の生の声と、オンラインで参加いただく方々の思いをネットでつなぎながら進めていきます。「本人、家族、学校などは、それぞれどんなことができるのか。」「今、導入可能な“合理的配慮”とはどんなものか」などについて知恵を共有していきます。インターネット環境下にあるパソコン、スマートフォンで全国各地からご参加いただくことができます。

日時:9月6日(日)午後2時30分から午後6時

開催形態:インターネットでのライブ配信
※インターネットに接続された環境下にあるパソコン、スマートフォンなどから視聴できます。
※参加申込された方には、視聴に関する準備について、事前にお知らせいたします。
※Wi-Fi(無線)接続の場合、状況により映像や音声が途切れる場合があります。長時間になりますので、3G/4G/LTE回線でご視聴いただくと、データ通信量が決められた上限に達してしまう場合がございますのでご注意ください。
※参加者ごとに、個別のパスワードをお送りしますので、お一人ずつ事前申込が必要となります。

【出演】
本田 秀夫(信州大学医学部 子どものこころの発達医学教室 教授)
近藤 幸男(横浜市立鴨志田中学校 主幹教諭 / 通級指導教室 主任)
ほか、当事者や支援者等のご出演を予定しています。
詳細が決まり次第、ホームページでお知らせします。
<司会> 内藤 裕子(フリーアナウンサー)
申込方法:下記申し込みフォーム
https://www.npwo.or.jp/0906hattatsu
からお申し込みください。
参加無料(先着600人)※インターネットデータ通信料のみご負担ください。

締め切り:9月2日(水)午後7時

問い合わせ:NHK厚生文化事業団 事業部
メール event4@npwo.or.jp 電話 03-3476-5955 (平日午前10時〜午後5時)
※新型コロナウイルス感染症の影響等により変更が生じた場合は、ホームページにてお知らせします。

その他:このフォーラムの放送及び再配信の予定はありません。

主催:NHK厚生文化事業団

カテゴリー: ニュース

不登校を知る2020~コロナ禍の今、親として、支援者として子どもに何ができるか

2020年8月10日、滋賀県大津市にて「不登校を知る2020~コロナ禍の今、親として、支援者として子どもに何ができるか」が開催される。主催は「異才ネットワーク」。

異才ネットワークは、「不登校を知る」と題したイベントを毎年、夏に開催している。今年は、来場形式の参加のほか、WEB会議アプリ「ZOOM」からの参加も可能。
異才ネットワークの理念は「ダイバーシティ社会の実現」。発達障害など多様な特性を持つ人たちの個性も尊重され、一人ひとりが力を発揮できる社会を目指して活動している。

谷川知代表は「コロナ禍によって子どもたちには新たな不安が広がっている。親として、その不安をどう受けとめながら寄り添っていくか、ヒントが得られるような会にしたい」と話した。

当日は岩澤一美さん(星槎大学大学院准教授)によるオンライン講演のほか、参加者による交流会も行なわれる。

参加申し込みは①WEBサービス「こくちーず」、②メール、③電話にて。詳細は下記を参照のうえ、主催団体までお問い合わせを。

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日時:8月10日(月・祝)13:30~15:30
会場:大津市ふれあいプラザホール(大津市浜大津4丁目1-1)
最寄駅:京阪びわこ浜大津駅徒歩2分 JR大津駅徒歩15分
参加費:1000円(ZOOM・会場参加ともに・要申込)
講師:岩澤一美さん(星槎大学大学院教育実践研究科准教授)
主催:異才ネットワーク
連絡先:050-5374-0311
メール:isai_nw@outlook.jp
備考:当日は15:40~16:30まで。会場参加者のみにて交流会を開催
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カテゴリー: 学校・NPO情報, 滋賀県

不登校生にアニメで授業 オンラインでも出席扱いに 大分

対人関係が苦手だけれど勉強したい……家から外に出られない引きこもりや不登校の児童生徒が、アニメのオンライン授業で学習できる取り組みを大分県教育委員会が始めた。
使用する民間の教材に教師役で登場するのはアニメのキャラクターで、人間は一切登場しない。
各学校の教育課程に従ってオンライン授業で学べば、登校しなくても公立小中高校で出席日数として認定する。

県教委が導入したのはパソコンやタブレット端末を利用した民間のオンライン教材「すらら」。熊本市教委が授業のライブ配信を始めるなど新型コロナウイルスの影響でテレビ会議システム「Zoom(ズーム)」を利用した授業は広がりつつあるが、「すらら」のポイントは人間が誰も登場しないことだ。

教材は全てアニメで作られ、教師役には著名な声優を使ったアニメキャラクター。人の目を見たり、会話をしたりするのが苦手な児童生徒でも、気後れすることがなく勉強ができる教材と県教委は考えた。児童生徒の学習状況は教員経験のある家庭学習支援員に送信され、学校と共有。メールやチャットを通じて質問などにも答えることができる。

県教委によると、県内の2018年度の小中高の不登校児は2216人。このうち教育支援センターやフリースクールなど学校とは別の教育の場とのつながりもない子供が約200人いた。長期の不登校や引きこもりが多数を占めるという。

こうした子供への教育機会の提供を念頭に、県教委がオンライン授業について不登校児の家庭に聞き取りをしたところ「人が授業するのでなければ受けられる」「相手と直接話さなくてもいいなら」などの声が寄せられた。今春、「すらら」での学習希望者を募集したところ、定員30人がすぐにいっぱいになった。県教委学校安全・安心支援課の宮崎好治課長補佐は「学びたい子の一歩踏み出すきっかけになるといい」と話す。

文部科学省は05年、不登校生が自宅でインターネットなどを活用して学んだ場合、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとの通知を出した。だが、なかなか浸透していないのが現状で、文科省は19年10月にオンライン学習を出席扱いと認めるよう通知を改めて出した。

県教委の対応について、名古屋大の内田良准教授(教育社会学)は「学校や先生の持つ空気感に恐怖や不信感を持つ不登校生にとって、そのイメージを払拭(ふっしょく)するアニメでの授業は面白い取り組みだ。自宅にいながら出席が認められるのは、児童生徒にとってメリットが非常に大きい」と評価している。

カテゴリー: ニュース, 大分県

休校明け不登校の親子をアプリで支援「お母さんのほけんしつ」 宇都宮のNPOが窓口

新型コロナウイルスの影響で休校していた学校が再開する中、不登校になる児童生徒が出てきている。
宇都宮市のNPO法人キーデザインは無料通信アプリ「LINE(ライン)」に「お母さんのほけんしつ」と名付けた窓口を開設し、不登校の子供を持つ親の相談を受け付けている。同法人の土橋優平代表理事(26)は「親にも学校の保健室のように安心できる環境が必要。独りで悩まず気軽に相談してほしい」と呼びかけている。

「休校前は登校していた子供が学校に行きたくないと言い出した。どうすればいいか分からない」。
キーデザインが、相談窓口を始めてから1カ月。これまでに100人以上が友だち登録し、休校明けに不登校になった子供を持つ親など約40人から相談が寄せられている。
土橋代表は「親は子供が不登校になることを想定して子育てをしていない。どうすればいいか分からず不安や焦りを感じるのは当然。まずは状況を整理し、冷静になれるよう心がけている」と説明する。

同法人は2016年の設立以来、不登校の子供や家族を支援するため、フリースクールの運営や家庭教師の派遣などに取り組んできた。夏休みなど長期の休暇明けに不登校の児童生徒が増加する傾向があることから、新型コロナウイルスによる休校から学校が再開する直前の5月末に相談窓口を設けた。
土橋代表は「子供は学校をサボりたいのではなく、怖い状態から逃げたいと思っていることが多い。いじめや学校の規則にストレスを感じ登校してきたが、休校で解放されたと感じる子供もいる。学校に行きたくないのは安心を求めているから」と不登校の子供の心境を分析する。

LINE窓口「お母さんのほけんしつ」では、親から相談内容を聞き取り状況を整理した上で、同法人が運営するフリースクールや家庭教師派遣などの支援策を提案している。また相談者の居住地が宇都宮市外の場合は、近隣のフリースクールを紹介している。土橋代表は「親が誰にも相談できず孤独になると、子供に悪影響が及ぶこともある。愚痴をこぼす先としてでもいいので気軽に相談してほしい」と話している。

相談は父母を対象に24時間受け付けている。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 栃木県

「オンライン授業はコロナ理由に限定」、福岡市教育委の通知に不登校の保護者落胆

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、福岡市教育委員会が今月から順次始めているオンライン授業を巡り、不登校の子どもを持つ親から落胆の声が上がっている。受けられる対象がコロナを理由に登校できない子どもに限られ、それ以外は含まれていないためだ。市教委は「公教育の公平性」を理由に理解を求めるが、保護者からは「学校に行けない状況は同じなのに」と不満が漏れる。

福岡市は5月31日、オンライン授業の開始を発表。コロナが理由であれば、貸与するタブレット端末や家庭のパソコンなどで授業を受けられる。
高島宗一郎市長は「学校に通いにくかった人たちにも、新しい学習の選択の余地ができるのではないかと思う」と述べ、不登校の子どもを抱える一部の保護者は活用に期待を寄せていた。

市教委学校指導課は、対象を限定した理由について、現状では不登校の児童・生徒約1800人全員には端末を配備できないため、インターネットを使える環境がない家庭では授業を受けられず、貧富の差などで公教育の公平性を欠くと指摘。不登校の原因も一人一人異なるため、「十分に配慮した上で実施する必要がある」としている。

斉藤啓一課長は「全員分が準備できて初めて不登校児童への活用を考える段階」とし、将来的にはオンライン授業の活用を検討する考えを示した。一方、文書の表記については、「保護者が日々思い悩んでいるという事情を考えれば、言葉を選ぶ必要があった。真摯しんしに受け止めたい」と話した。(遠藤信葉)

カテゴリー: ニュース

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