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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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不登校中学生の保護者対象 海老名で進学情報交換会

不登校の中学生の保護者を対象とした高校進学に関する情報交換会が26日、海老名市立総合福祉会館(同市めぐみ町)で開かれる。市内を拠点に活動し、不登校の子どもとその保護者のための居場所支援に当たるボランティアグループ「ぼちぼち」(岩元由紀代表)が主催する。

情報交換会では、県立5高校と県内外の私立7高校の教育内容を紹介。いずれも、実力を発揮できなかった子どもに学習意欲を高める取り組みを行うクリエーティブスクールや、時間帯を選んで学べるフレキシブルスクール、通信制などを取り入れている学校で、このうち数校については卒業生に体験談を語ってもらう。

岩元代表は「不登校の子どもの保護者は、高校進学についてどこに相談したらよいか分からない。県や市に相談しても各校の詳しい情報までは得られない。海老名以外の人にも訪れてほしい」と呼び掛けている。

午前10時から。参加無料。問い合わせは、岩元代表電話090(7197)5691。

カテゴリー: 神奈川県

学校苦手…演劇で自信を 不登校に悩む子らのサークル15周年 神戸のTFT

学校に行きづらい子どもたちが参加する演劇サークル「ティーンエージャーズ フリー! シアター(TFT)」(神戸市垂水区)が15周年を迎えた。これまでに小学校高学年から高校生までの82人が舞台に立った。大切にしてきたのは「演劇を通して、自分を好きになる」こと。節目の公演を12月に予定する。

兵庫教育大(兵庫県加東市)の学生有志による研究プロジェクトとして2005年9月に始まった。中学校演劇部の顧問経験があるメンバーが、学校で孤立しがちな子どもが生き生きと活動する姿を見て、「演劇には力がある」と感じたことがきっかけだった。

練習を開始する時点で、台本はない。一人一人が「やりたいキャラクター」を発表することからスタートする。小説家、魔王、夢を操る女の子、海賊、花火師…。すべて実現させる。

即興劇をしてもらい、子どもが発したせりふを記録して台本に盛り込むのもTFTの特徴だ。

 「上手な作品を作るのではなく、その子がやりたいこと、アイデアを全力で尊重する。自己肯定感を高める場になれば」というのがスタッフたちの願い。昨年は「シェアハウス」を舞台に、多彩な登場人物が登場した。

今はスタッフとしてTFTを支える神戸市の大学3年の女性(22)は小学校の時、いじめをきっかけに不登校になった。後に発達障害と診断されるが、「落ち着きがなかったり、学校で空気が読めなくてからかわれたり。でも、TFTではそっと受け止めてもらえ、安心できた」と話す。

小学6年から7年連続で舞台に立ち、魔法少女やネコの妖怪などを演じた。「練習の日が楽しみで、私の居場所だった。自分じゃない誰かになれるのも楽しかった」。今は大学で心理学を学びながら、活動を支える。

尼崎市の大学3年の女性(20)も中学時代、無視されるなどのいじめに悩み、登校しようとすると、頭や胃が痛くなった。TFTは高校2、3年の時に参加し、演劇を通じて「自分に自信が持てた」と振り返る。

今年はコロナ禍のため、例年より遅い8月8日から練習をスタートさせた。参加者は6人。12月13日には神戸アートビレッジセンター・KAVCホール(神戸市兵庫区)で15回目の公演を行う予定だ。

10年から保護者として関わり、現在は代表を務める井尻聡子さん(50)=神戸市垂水区=は「初めてTFTに参加した時、学校がしんどかった子どもが『ここは行ける気がする』と言った。これからも、子どもたちのやりたいことを引き出し、安心して活動できるサークルでありたい」と話している。

問い合わせはメール(kobe.tft@gmail.com)

カテゴリー: 学校・NPO情報, 兵庫県

埼玉県、動画講座「発達障害の子どもにみられる不登校」無料配信

埼玉県と明治安田こころの健康財団は2020年9月8日から14日までの7日間、埼玉県公式YouTubeアカウント「サイタマどうが」にてセミナー動画「発達障害の子どもにみられる不登校〜不登校になる要因と、不登校の予防と対応〜」を配信する。Webページの電子申請システムにて申し込むことで、動画視聴に必要な情報がメールにて届く。

セミナーのテーマは「発達障害の子どもにみられる不登校」。発達障害を診るスペシャリスト日本屈指の精神科医とも紹介される信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授の本田秀夫氏の講演だ。

「発達障害の子どもたちは、物事の理解のしかた、感じかた、興味のもちかた、集中のしかたなどが平均的な子どもたちと異なるため、日常生活をスムーズに送ることが難しくなります。なかでも、一斉一律な指導を前提とした義務教育課程は、発達障害の子どもたちにとって大きな関門となります。実際、いまわが国で不登校となっている小中学生のなかで、発達障害の子どもの占める割合が多いと言われています。この講演会では、発達障害のある子どもたちが不登校になる要因について解説するとともに、不登校の予防と対応について考えます。」(本田氏)

対象は、発達障害支援に関わる方。参加費無料。要申込み。

◆動画セミナー「発達障害の子どもにみられる不登校〜不登校になる要因と、不登校の予防と対応〜」
配信期間:2020年9月8日(火)9:00〜14日(月)17:00
配信方法:埼玉県公式YouTubeアカウント「サイタマどうが」にて限定公開する
申込方法:電子申請システムにて申し込む
申込期限:2020年9月14日(月)13:00
対象:発達障害支援に関わる方

カテゴリー: ニュース, 埼玉県

ラジオ番組「未来の学校 ラジオ分室 〜不登校支援を考える〜」

ラジオNIKKEI第1では、不登校に悩む保護者・教育関係者を支援するためのラジオ番組「未来の学校 ラジオ分室 〜不登校支援を考える〜」を放送している。2020年度は9月1日より全3回の新シリーズで放送する。番組はラジオやパソコン、スマホで視聴できる。

こども教育支援財団は、不登校に悩む保護者・教育関係者を支援するため、2016年12月よりラジオNIKKEI第1の「未来の学校 ラジオ分室 〜不登校支援を考える〜」に番組提供している。5年目を迎える2020年度は、お笑いコンビ「髭男爵」の山田ルイ53世を番組パーソナリティに迎え、3回シリーズで放送する。

9月1日放送の第1回のテーマは「コロナ禍の不登校生」。埼玉県立大学大学院の東宏行教授がゲスト講師として出演する。9月15日放送の第2回は「不登校生を支援する視点」、10月13日放送の第3回は「不登校生の声を聴こう」がテーマ。放送時間は、いずれも午後6時から6時30分。

ラジオ番組「未来の学校 ラジオ分室 〜不登校支援を考える〜」は、不登校児童・生徒が通室する教育支援機関「東京大志学園」で行われる、不登校問題に特化した教育シンポジウムの収録や、経験者の声を中心に構成したシリーズ番組。「保護者」「教育関係者」「当事者(児童・生徒)」それぞれの立場に立った内容を放送している。

 番組は、ラジオやパソコン、スマートフォンで視聴できる。放送終了後には、ラジコのタイムフリーで1週間後まで視聴できるほか、番組Webサイトで視聴できる。

◆未来の学校 ラジオ分室 〜不登校支援を考える〜
放送局:ラジオNIKKEI第1
放送日時:
第1回 2020年9月1日(火)18:00〜18:30
第2回 2020年9月15日(火)18:00〜18:30
第3回 2020年10月13日(火)18:00〜18:30

カテゴリー: ニュース, 学校・NPO情報

「学校ムリでもここあるよ」夏休み明けの居場所を紹介

夏休み明けの登校がつらい子どもらに居場所や相談先を紹介するサイト「#学校ムリでもここあるよ」(https://cocoaru.org/)が17日、開設された。コロナ禍による休校が明けた6月以降、不登校の相談が増えているといい、サイトの主催団体の一つ「多様な学びプロジェクト」(川崎市)の生駒知里代表は「学校と家以外にも安心できる居場所があるんだと知ってもらえたら」と呼びかけている。
サイトはフリースクールや遊び場、子ども食堂など37都道府県の約140カ所を紹介。9月12日までで、多くが無料で利用できる。
他の主催団体は、いずれも東京都のNPO法人の「フリースクール全国ネットワーク」「日本冒険遊び場づくり協会」「全国こども食堂支援センター・むすびえ」。関係団体にサイトへの参加を呼びかけ、説明会を実施。感染症対策などを徹底すると誓約した団体が参加した。
18歳以下の子の悩み相談に応じる「チャイルドライン」(毎日午後4時~9時、0120・99・7777)も連携する。木、金、第3土曜はホームページ(https://childline.or.jp/chat)からチャットでの相談も可。

カテゴリー: 学校・NPO情報

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