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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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伊勢RC 中学新入生向け電話相談カード 市教委に寄贈

三重県伊勢市の伊勢ロータリークラブは23日、いじめや不登校といった悩みの相談窓口を記載した「電話相談カード」1400枚を、市教育委員会に寄贈した。市立中学10校の新入学生徒に配布される。

名刺サイズのカードに、市教委や県教委、文科省が開設する相談機関の電話番号を掲載し、「ひとりで悩まないで」「電話をしてください」とメッセージを添えている。悩みを抱える子どもらが相談できるよう、社会貢献活動の一環として平成8年から寄贈を続けている。

クラブの宇治土公(うじとこ)貞尚会長らが同市小俣町の市小俣総合支所を訪れ、北村陽教育長に手渡した。宇治土公会長は「コロナ禍で、子どもらの抱える悩みも多岐にわたる。困った時に使ってほしい」と話した。

カテゴリー: 三重県

「こども庁」創設を 自民有志議員が緊急提言まとめる

自民党の有志議員は、子どもの虐待や不登校、いじめなどの課題を網羅的に把握したうえで、厚労省や文科省など各省庁にまたがる施策を一元的に担当する「こども庁」の創設に向けた緊急提言をまとめました。

会合では木原衆院議員が「子どもファーストの行政を実現する。そのためにこども庁を目指していく」と述べ、行政の縦割り克服の必要性などを訴えました。

提言では、ほかにも子育て関連の予算を倍増することなども求めていて、有志議員は近く、この提言を政府に提出する方針です。

カテゴリー: ニュース

不登校などの悩み、親同士で語ろう 12日、三木・福井

子育ての情報交換会「三木イキイキ親の会」が12日、兵庫県三木市福井の市立教育センターで定例会を開催する。
思春期の子どもや、不登校、ひきこもりの子との関わり方について、心理カウンセラーや同じ悩みを持つ親同士で語り合う。

午後7時半~午後9時。参加費500円。

カテゴリー: 福井県

「ネガティブなイメージ変えたい」不登校の子どもと親の会「Switch(転換)」を設立した女性の思い

学校の選択肢が増える一方で、学校に行っていない子どもたちが増えています。文部科学省の調べによると、最新の2019年度調査では、小中学校を30日以上欠席した児童・生徒は18万人を超え、過去最多を更新しました。そんな子どもたちの学びは、どうサポートしてあげればよいのでしょうか。
「子どもの学びを止めたくない」。そんな思いから、不登校の子どもや親が集まる会を立ち上げた女性がいます。富山県で活動する「Switch不登校の子どもと親の会」の代表、小澤妙子さんです。設立の思いや活動内容を聞きました。

■「学校はもういいから、次へ行こう」と決意

―設立のきっかけは?

現在小学校5年生の息子が、1年生の3学期から突然不登校になったことです。当時は私もなんとか学校に行ってもらいたいと思い、先生に相談しました。子どもは保健室登校をしたり、廊下で過ごしたり、学校に戻るためのいろんな指導を受けました。でもどうしても、教室に入れません。

そんな日々を1年ほど過ごし、「学校はもういいから、次へ行こう」と思うようになりました。今になって思えば、息子のHSC(ひといちばい敏感な子)の特性から、学校が合わなかったんだと思います。

■1200人の不登校の子ども どこに?

―「学校に行かない」と決めた後、どうされたのでしょうか?

学校以外の学びの場を求めて、いろいろな相談窓口、支援機関を訪ねましたが、県内に、学校以外で公的支援を受けて学べる場はほとんどありませんでした。そこで県外に目を向けたんです。すると学校以外にもさまざまな学びの場があり、子ども本人の興味や好きなことから、学びの範囲を広げるという学び方があることも知り、学校教育は多様な学びの一つなんだと思うようになりました。

一方、同時に疑問や怒りも感じるようになりました。なぜ義務教育なのに、学校を離れた途端にお金がかかるんだろう? なぜ不登校の子どもの学びを支える公的制度がないのだろう? 県内で1200人以上もいる不登校の小中学生たちは、どこで学んでいるんだろう?と。

富山は特に「不登校」はネガティブに捉えられ、隠してしまう傾向があり、家族だけで悩みを抱え込み負のスパイラルに陥ってしまう可能性があります。それならまず自分からオープンにして声を上げよう、息子の学びの場を作ろう、そうすれば仲間が集まり、不登校のネガティブなイメージが払拭できるのではないかと考えたんです。

■強制しない 学びの場を提供

―そして2019年5月に、Switchを立ち上げられたんですね。現在はどのような活動をしていますか?

親同士で悩みや不安を語り合う「親の会」や、不登校支援者や関心のある方を交えた「不登校を考える会」のほか、子どもたちには居場所や学びの場を提供しています。

書道やスポーツ、農業、美術など、さまざまなプロジェクトがあります。どの場でも子どもたちに何かをするよう強制はしないので、家から持ってきたゲームをする子たちもいます。そして興味が湧いて、学びたくなったら参加しています。ここでは、子どもたちの学ぶ意欲を伸ばすことを心掛けています。

―活動をする中で、よかったなと思うことは?

あるお母さんは、子どもに「お母さん変わったね」と言われたそうです。学校に行っていないことをネガティブに捉えていると、家の中はぎすぎすしてしまします。多分、会に参加することで、考え方が変わってきたのだと思います。

会の名前「Switch(転換)」には、親の気持ちをSwitchする場、不登校の子どもに合わせた新しい学びスタイルにSwitchする場、子どもたちが気分をSwitchする場、など会の願いを込めています。そんな場を目指して、今後も活動していきたいと思っています。

(まいどなニュース/北日本新聞)

カテゴリー: 富山県

「本を読んで楽になって」不登校の経験を1冊の本に【新潟・長岡市】

新潟県の不登校の生徒や児童が、自らの経験を書き記した書籍『不登校宣言』が1月に出版され、2月23日、出版記念会が開かれました。

長岡市のフリースクール『あうるの森』に通う子どもたちが、“不登校”という経験から学んだ事などを書き記したもので、文字起こしや校正など、役割分担をしながら完成させました。
23日は出版記念会が開かれ、制作に携わった子どもたちが、本に込めた思いや、出版までの苦労を語りました。

【出版に携わった高校生】
「一番辛かったことは、自分の体験を話す事でした」
「不登校になる理由は、人それぞれだと思うけど、いま不登校の人にこの本を呼んでもらって、少しでも楽になってほしい、と考えている」

2019年度、全国の不登校の児童・生徒は18万人を超え、過去最多に。

『あうるの森』に通う子どもたちは、自らの経験や感じた思いを発信することで、同じ境遇の子どもたちの助けになれば、と考えています。
『不登校宣言』は、県内の書店やオンラインショップで販売されています。

カテゴリー: 新潟県

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