27日に神奈川県横須賀市本町の市立総合福祉会館で、不登校の悩みを持つ児童・生徒や保護者の支援を目的とした「ハートフルフォーラム」が開催されたそうです。
不登校の子供と保護者ら約50人が参加し、市教育委員会の専門スタッフによる個別相談や、不登校を経験し大学に進学した大学生の体験談発表などが行われました。
体験者の1人、私立中学校進学後に不登校になった男子学生は「お母さんに話を聞いてほしかった。学校に行きなさいと言うだけでなく、僕がどういう状態か知ってほしかった」と語りました。
経験者ならではのアドバイスとして「焦らず、でもチャンスを見つけたら突っ走った方がいい。社会との接点を持てば、なるようになるのではないか」とも述べていたとのこと。
会場には適応指導教室や相談学級など市教委や市の関連機関、市内のフリースクールなどのブースが設けられ、支援活動の紹介や個別相談にも応じたと神奈川新聞は伝えています。