佐賀新聞によると、不登校への支援をまとめた教職員向けのリーフレット(冊子)を佐賀県教育委員会が作成したそうです。
これは佐賀大学文化教育学部と共同で進めてきた調査研究プロジェクトの成果で、「自己肯定感をはぐくむ人間関係づくり・授業づくり」「相談室や校内適応指導教室などの活用による居場所づくり」など、県内で実践している対策事例を挙げながら五つのポイントがまとめられています。
また、不登校の状態を登校できるかできないかではなく、普段の外出などと組み合わせて6段階できめ細かく把握するように提案。チェック表も記載して「一歩ずつでも子どもの改善状況を教職員と保護者が実感できる」ように工夫してあるそうです。
冊子は公立小中高校の教職員や各市町教委、教育事務所などに配布され、県のホームページからもダウンロード可能。お子さんの不登校でお困りの方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。