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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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不登校になってしまうきっかけとは?

不登校をはじめ、ニート問題やひきこもりといった社会問題について調べている巨椋修(おぐらおさむ)さんによると、不登校となるきっかけとして多く挙げられるのが「友人関係のトラブル」や「教師との関係が悪い」というような「人間関係について」だそうです。

そのことについて巨椋さんは『もし仮に、不登校の解決が「学校へ復帰する」ことや「就業する」ということであったとしても、再び学校に行った先で、同級生などとうまくいかなかったり、就職しても上司や同僚、取引先の人とうまくいかなかったりすると、大変つらい思いをすることになる』と述べています。

また、ニートやひきこもりになるきっかけも、「職場不適応」や「対人関係」という理由が最多らしく、不登校・ひきこもり・ニート系の多くの人は他人とのコミュニケーションが苦手な傾向があることが明らかになっています。

「学力不振」が不登校の原因としてよく挙げられますが、たとえ学力が低くても、周りの人と上手に付き合うことができれば、学校復帰や進学をした後にもちゃんと学校生活が送れる可能性はあるとのこと。

そのほかに、「病気」が原因で不登校になってしまう人も多く、中には心の病気であることも少なくないようです。

不登校やひきこもりになってしまう理由は人それぞれですが、一人で悩まずに周りの人や支援団体などに相談して、立ち直るきっかけを作ってほしいと思います。

カテゴリー: ニュース

長野で不登校と医療の関わり考える講演会

信濃毎日新聞によると、1月23日(日)に長野県にある長野市ふれあい福祉センターで、NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク主催の「不登校や発達障害、引きこもりの子どもと医療の関わりを考える講演会」が開催されるそうです。

近年、登校拒否の子どもが不眠や頭痛、食欲がないなどの症状を訴えた際に医療機関を受診すると薬が処方され、そのまま服用を続けるケースが増えています。
そのことについて「薬で症状は治まっても問題の根本は解決しないこともある」と同法人の関係者の方はコメントしています。さらには「苦しい気持ちを理解してほしいと思っていた子どもが親に受診させられ、不信感を抱くこともある」とのこと。

そうした中で、受診が本当に必要な場合もあるけれど、医療に任せるだけではなく、そのような子どもたちとの付き合い方を考える場として講演会を開催することにしたようです。また、医療との付き合い方も見直し、医療関係者との連携を深めるねらいもあります。

開催時間は13時から16時。資料代として500円が必要になるそうですが(18歳以下と当事者は無料)、関心がある方は参加してみてはいかがでしょうか。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 長野県

高校生活「やり直し」支援に成果

不登校やさまざまな悩みを抱えている高校生の中退やニート化を防ぐため、さが若者サポートステーション(佐賀市)が高校と連携して始めた訪問支援事業が効果を上げていると、佐賀新聞(1月17日付)が報じています。

同事業が昨年12月までに県内外15校の154人をサポートした結果、7割近い106人が復学や就労などなんらかの道に進んだそうです。

活動内容としては、学校や家庭から相談があった対象者の心身状態や学習進度に合わせ、NPO法人スチューデント・サポート・フェイス(SSF)のスタッフが学習支援を行い、対象者の興味や関心に応じて復学や定時制・通信制への進学、高校卒業程度認定試験などを目指します。

進路が決定していないまま中退してしまうと、ニートや引きこもりになってしまう可能性が高く、さらにその状態から抜け出すきっかけが見つけられない人も大勢います。そうなってしまう前に、学校や家族など周囲の人たちが連携して支援し、自立や進路決定のきっかけをつくることが重要となります。

同事業は、そのきっかけをつくるための良い機会になっているのではないでしょうか。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 佐賀県

家庭教師派遣会社が不登校の専門コース設置

朝日新聞によると、近年「ホームスクール」として不登校専門コースを設置している家庭教師派遣会社が増えているそうです。

ホームスクールとは、先生が自宅に訪問して学校の勉強などを教えてくれるというもの。
学習支援だけでなく、精神面でのサポートや進路・就職などの相談も行います。通信制高校と連携しているところであれば、高校卒業資格が取得できる場合もあります。頑張り次第では、不登校からでも大学進学を目指すことが可能です。

こうしたサービスは不登校であったり外出が困難な生徒からのニーズが高まっており、ここ数年で生徒数が約3倍に増加しています。

不登校が長引く要因として勉強の遅れが指摘されていることから、同コースでの学習支援が不登校解消のきっかけになることを目指しているそうです。

カテゴリー: ニュース

「子どもの心のサポート機関」をリスト化 栃木

下野新聞によると、栃木県では発達障害や児童虐待、不登校などに伴う子どもの心の支援で、関係機関の連携を円滑にするため、「子どもの心のサポート機関一覧」を冊子にまとめたそうです。冊子は、関係機関が有効に活用できるよう全市町や小・中・高校に配布されました。

県内27市町の担当部署と教育委員会のほか、官民機関の78の相談支援窓口、子どもの心の診療などを行う81医療機関を掲載。複数の機関が関わるケースもあることから、子どもの状態について情報共有ができるよう「子どもの心のサポート連絡票」も添付したとのこと。

記載されている内容は県のホームページに公開されているので閲覧することができますので、ご覧になって参考にしてみてはいかがでしょうか。

●栃木県ホームページ:子どもの心のサポート機関
http://www.pref.tochigi.lg.jp/e06/welfare/kodomo/kosodatesoudan/kokoronosaport.html

カテゴリー: 栃木県

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