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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

最新ニュース

家庭教師派遣会社が不登校の専門コース設置

朝日新聞によると、近年「ホームスクール」として不登校専門コースを設置している家庭教師派遣会社が増えているそうです。

ホームスクールとは、先生が自宅に訪問して学校の勉強などを教えてくれるというもの。
学習支援だけでなく、精神面でのサポートや進路・就職などの相談も行います。通信制高校と連携しているところであれば、高校卒業資格が取得できる場合もあります。頑張り次第では、不登校からでも大学進学を目指すことが可能です。

こうしたサービスは不登校であったり外出が困難な生徒からのニーズが高まっており、ここ数年で生徒数が約3倍に増加しています。

不登校が長引く要因として勉強の遅れが指摘されていることから、同コースでの学習支援が不登校解消のきっかけになることを目指しているそうです。

カテゴリー: ニュース

「子どもの心のサポート機関」をリスト化 栃木

下野新聞によると、栃木県では発達障害や児童虐待、不登校などに伴う子どもの心の支援で、関係機関の連携を円滑にするため、「子どもの心のサポート機関一覧」を冊子にまとめたそうです。冊子は、関係機関が有効に活用できるよう全市町や小・中・高校に配布されました。

県内27市町の担当部署と教育委員会のほか、官民機関の78の相談支援窓口、子どもの心の診療などを行う81医療機関を掲載。複数の機関が関わるケースもあることから、子どもの状態について情報共有ができるよう「子どもの心のサポート連絡票」も添付したとのこと。

記載されている内容は県のホームページに公開されているので閲覧することができますので、ご覧になって参考にしてみてはいかがでしょうか。

●栃木県ホームページ:子どもの心のサポート機関
http://www.pref.tochigi.lg.jp/e06/welfare/kodomo/kosodatesoudan/kokoronosaport.html

カテゴリー: 栃木県

神奈川のいじめ・暴力行為・不登校に関する調査結果

神奈川県秦野市内の中学校で暴力行為が減少傾向にあることが、文部科学省の調査をもとに市教育委員会がまとめた回答でわかったそうです。しかしその一方で、小学校では暴力行為、いじめ、不登校の児童数が全て微増となりました。

今回の回答は、平成21年4月から同22年3月まで市内の全公立小中学校で発生した暴力行為やいじめ、不登校の件数を集計。

暴力行為の発生件数は、小学校では前年度の7件から11件と増加しましたが、中学校は166件から115件へと大きく減少しました。これに対し同委員会は、学校の生徒指導を担当する教諭らと連携し、個々の問題を解決していった結果だとしています。しかし、同じ生徒が繰り返し問題を起こした場合も1件と数えているので、必ずしも数字だけが正しいとは言い切れないとのこと。

いじめの認知件数も中学校では76件から65件へと減少。県がスクールカウンセラーを派遣して人間関係作りなどの指導を行った結果、平成19年度以降から徐々に件数が減ってきているそうです。小学校でのいじめ発生件数は前年度の20件から23件と微増していますが、平成18年度の80件から平成20年度には20件まで減少しているので、長期的な視点で見ると小学校も減少傾向にあると言えます。

不登校の数は、中学生が前年度の101人から104人、小学校が27人から30人と、ともに微増という結果になりました。これに対し同委員会は、県内の他の自治体と比較すると不登校の発生率は少ないので増加は誤差の範囲内であり、何年かかけて数字の推移を見る必要があると話しているそうです。

秦野市ではいじめなどの問題に対して「こども家庭相談班」や、教育指導課にいじめ不登校対策担当の職員を設置。相談を常時受け付けており、学校と連絡を取り解決を図るほか、学校に相談しにくい内容については個別に対応するなどしているとのこと。
引き続き対策を続け、少しでも件数を減らせるように力を尽くしていく方針です。

カテゴリー: 神奈川県

群馬大学が子どもの問題を支援

読売新聞によると、群馬大学が今年度から付属小学校内に発達障害やいじめ、不登校など様々な問題を抱える子供たちへの対応を支援する「子ども総合サポートセンター」を設置したそうです。県内の全小中学校や幼稚園でも適用できるプログラム開発に取り組んでいるとのこと。

同センターの母体は2005年に設立された特別支援教育サポートセンター。これまでの対症療法から予防的な支援に変えることで、子供を見守り育てていくのが狙いです。

具体的な活動としては、県内の小中学校、幼稚園を対象に電話・訪問相談や個別・集団指導を行ったり、学校から連絡を受けた場合にはスタッフが出向いて担任などと直接話し、問題解決まで継続的に訪問を繰り返すなどして経過を見ていきます。

同付属小をモデルにサポートプログラムを構築。現場で対応した経験を元に改良を加えて付属幼稚園や付属中学校で実際に応用した後、一般校へも広めてゆく予定だそうです。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 群馬県

横浜で不登校や引きこもりの支援考えるセミナー開催

神奈川新聞によると、19日に横浜で青少年支援セミナー2010が開催されるそうです。

同セミナーは不登校や引きこもりの児童・若者の心理を学び、それぞれの支援の方法を考える公開研修会。不登校などの問題を抱える若者を支援している「不登校・引きこもり経験者」を講師陣に迎えているのが特徴です。
主催は民間相談機関「ヒューマン・スタジオ」。代表の丸山さんは「双方の立場が分かる講師の話に耳を傾けてほしい」と参加を呼び掛けているとのこと。

研修会では最初に、「元当事者だった」という丸山代表が「不登校・ひきこもりの心って??“荷物”と“よろい”を捨てるために?」をテーマに講演。その後、「引きこもり」と「不登校の児童の支援」をテーマに2つの分科会が開かれます。

引きこもりがテーマの分科会は、NPO法人「アンガージュマン・よこすか」の元スタッフ石原さんが講師を務めます。同法人での経験や現在の市立中学校の相談員の立場から、引きこもりの若者の居場所づくりや就労支援の在り方などについて助言するそうです。

不登校の児童の支援についての分科会では、明星大学非常勤講師の桑原さんが、自身の不登校経験を交えて話をし、参加者からの質問にも答えるとのこと。

興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

○お問い合わせ
 ヒューマン・スタジオ
 電話:0466-50-2345

カテゴリー: 学校・NPO情報, 神奈川県

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