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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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不登校対策を改定

1月25日の神奈川新聞によると、横浜市教育委員会が不登校の予防、対応を分かりやすく整理し、各学校の状況や地域の特性に応じたきめ細かな支援内容を提示した新たな不登校対策アクションプランを策定しました。

同プランは2004年に立案されたましたが、児童・生徒を取り巻く環境が変化したことや一人一人の実情を踏まえた支援の必要性などがあることから、今回改定に至りました。

学校と市教委の両者に対する予防策・対応策が盛り込まれており、学校の予防策として「不登校の早期発見・対応に向けた体制づくり」「一人一人の良さが認められる集団づくり」が、対応策としては「子どもの状況に応じて本人への支援」「保護者との協働」などが提示されています。

プランは下記ホームページに掲載されていますので、是非、ご覧になってみてください。
↓↓↓
http://www.city.yokohama.jp/me/kyoiku/plan_hoshin/futokoplan_kaitei.html

カテゴリー: 神奈川県

「ユア・フレンド」 熊本大学で意見交換会

毎日新聞によると、1月22日(土)に熊本大学の学生が不登校の子供たちとふれあう不登校対策事業「ユア・フレンド」の意見交換会が熊本大学で行われ、学生たちは活動の喜びや悩みを話し合いました。

「ユア・フレンド」は子供たちの心の居場所を作ろうと、2002年に熊本市教育委員会と同大学教育学部が連携してスタートさせました。同学部では146人が「ユア・フレンド」に登録し、そのうち116人が学校や家庭を訪問して子供たちの話し相手になっているとのこと。

意見交換会では「周りの都合で学校に行くようせかすのではなく、子供のことを考えて温かく見守ることが必要」「私たち自身も楽しむ姿勢が大切」などの意見が出たそうです。

カテゴリー: 熊本県

長野県 不登校生が上半期の横ばい

1月22日の毎日新聞によると、今年度上半期(4?9月)の長野県の公立小中学校と高校を30日以上欠席した「不登校」の児童生徒は1929人で、前年度同期のほぼ横ばいだったそうです。

長野県は不登校の生徒数が全国でも高い水準にあり、前年度同期と比べ、小学生は22人減の266人、中学生が14人減の1198人、高校生が45人増の465人だったとのこと。全体に占める割合としては、小学生が0.22%、中学生が1.94%高校生0.91%という結果になりました。

学年別の不登校は中学3年生の545人が最多で、過去の数値と比較して最も増えたのは現在の中学2年生。前学年の222人から479人に倍増したと伝えられています。

不登校になったきっかけで最も多く挙げられたのが、小中高いずれも「本人にかかわる問題」で、全体を占める割合は小学生が63.9%、中学生が63.3%、高校生が46.7%。その他の回答として、小学生では「親子関係」、中高生では「いじめを除いた友人関係」が続き、いじめが原因の不登校生は小学生7人、中学生38人、高校生1人だったそうです。

また、昨春に中学を卒業した不登校生徒707人にも調査を行ったらしく、卒業時の進路は進学が605人、就職が13人、学校に行かず職にも就かない「家居」が83人でした。
しかし、半年後には学校在籍者が581人に減り、在職または転職が16人、家居は96人と増えており、家居のうちの47人が引きこもりがちだということです。

学校在籍者が減ってしまったことや家居が増加してしまったのは残念ですが、不登校から立ち直ることができた生徒には、夢や目標に向かって進んでいって欲しいと思います。

カテゴリー: 長野県

ひきこもり対策

引きこもり対策として北海道の4つの民間団体が、2010年7月に内閣府によって行われた引きこもり実態調査の結果を踏まえ、2010年末に「YOUスペース・若者支援フォーラム」を作ったそうです。

そのことについて毎日新聞は、『就労支援グループ、フリースクールに、合宿形式で自立を支援する団体、ひきこもりの若者と手紙で意思疎通を図るNPO法人も加わった。ひきこもりといってもタイプはさまざま。呼び掛け人の札幌自由が丘学園の杉野建史学園長は「うちで対応できなくても、横のつながりで対応の幅が広がる」と強調する。今後、体験者の報告会や合同相談会を計画している。』と伝えています。

全国各地で引きこもりの若者を支援するさまざまな団体が活動していますが、横の連携はあまりない状態。国も引きこもり対策として、関係機関が集まる地域協議会の設置を後押ししただけで、20カ所にしか設置されていないそうです。

これからは行政だけではなく、民間の機関が積極的に横のつながりを持ち、協力し合うことで、一人でも多くの若者が立ち直るきっかけを見つけられることを願っています。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 北海道

不登校になってしまうきっかけとは?

不登校をはじめ、ニート問題やひきこもりといった社会問題について調べている巨椋修(おぐらおさむ)さんによると、不登校となるきっかけとして多く挙げられるのが「友人関係のトラブル」や「教師との関係が悪い」というような「人間関係について」だそうです。

そのことについて巨椋さんは『もし仮に、不登校の解決が「学校へ復帰する」ことや「就業する」ということであったとしても、再び学校に行った先で、同級生などとうまくいかなかったり、就職しても上司や同僚、取引先の人とうまくいかなかったりすると、大変つらい思いをすることになる』と述べています。

また、ニートやひきこもりになるきっかけも、「職場不適応」や「対人関係」という理由が最多らしく、不登校・ひきこもり・ニート系の多くの人は他人とのコミュニケーションが苦手な傾向があることが明らかになっています。

「学力不振」が不登校の原因としてよく挙げられますが、たとえ学力が低くても、周りの人と上手に付き合うことができれば、学校復帰や進学をした後にもちゃんと学校生活が送れる可能性はあるとのこと。

そのほかに、「病気」が原因で不登校になってしまう人も多く、中には心の病気であることも少なくないようです。

不登校やひきこもりになってしまう理由は人それぞれですが、一人で悩まずに周りの人や支援団体などに相談して、立ち直るきっかけを作ってほしいと思います。

カテゴリー: ニュース

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