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横浜市 いじめ未然に防ぐため 教師たちの研修

大津市のいじめ問題などが相次ぐ中、横浜市ではいじめを未然に防ぐために、小中学校の教師たちが子どもから出されるSOSのサインにどう対応すべきか話し合ったそうです。

横浜市教育委員会が8月2日に行った研修では、およそ80人の市内小中学校教師が参加。この中の市立上川井小学校勤務の土尾みゆきさんは最近いじめが見えずらくなってきていると感じ、子どもの出すSOSのサインに気付くためには何が必要なのかを考えるために研修に参加したそうです。

研修では中学1年生の男子生徒が授業で計算を間違った時に、数人の女子生徒がからかって、周りの生徒は笑っているという想定で話し合いが持たれました。

これについて土尾さんは「周りが面白がるとからかいがエスカレートして、いじめが日常的になってしまう」と指摘。これに対して他の教師からは「からかわれた男子生徒に学級の中で困っていることがないか聞く必要がある」「学級全体で男子生徒の良いところを認めてあげられるような環境作りが大切だ」などの意見が出ていました。

研修を終えた土尾さんは「どんな小さなことも見逃さないという姿勢で常にアンテナを張り巡らせ、情報を集めることが大切だと感じた」と話し、これかれの生徒指導に向け意欲的に取る組む決意をしてました。

横浜市教育委員会人権教育・児童生徒課の酒井徹課長は「いじめはどこにでもあるという前提で、子どもたちの行動の本質を見抜いてほしい」と語っていたとのことです。

(参考:NHKウェブニュース)

カテゴリー: 神奈川県

全小中学校巡回でいじめ早期発見 栃木市

朝日新聞によると、栃木市では大津市のいじめ事件をきっかけに、臨床心理士や指導主事からなる「児童・生徒支援チーム」を市教育委員会に設置したそうです。市内の全小中学校を定期的に巡回し、今まで把握できなかったいじめを発見し、状況に応じて専門家が対応することで深刻化する前に解決するのが狙いとなっています。

支援チームは、学校教育課長をリーダーに指導主事、臨床心理士、学校教育支援専門員ら10人で構成されています。市内の小学校27校と中学校13校を9月から1~2カ月ごとに巡回。指導主事たちは学級担任や管理職と面談し、臨床心理士は児童生徒や保護者の相談に乗ってメンタルケアを行います。

教職員間での認識が違っていたり、各学校内で抱え込んでしまっているいじめを早期発見して、問題の状況に合わせて解決していきます。必要に応じては警察署や児童相談所の支援も要請するそうです。

市内では夏休み明け、全小中学生約1万1600人を対象にいじめに関するアンケートを無記名で実施します。今まで栃木県内ではこうした取り組みがなかったそうです。

市が7月17日にまとめた調査では、小学校12件、中学校23件の計35件のいじめと判断される事例がありました。鈴木俊美市長は、定例会で「まだ把握できていない問題を掘り起こし、いじめが深刻化する前に防いでいきたい」と話していたとのことです。

カテゴリー: 栃木県

栃木 いじめ対策で副校長・教頭を対象に研修

読売新聞によると、大津市のいじめ事件を受け、7月30日に栃木県教育委員会は、県内公立小中学校の副校長・教頭を対象に、いじめに特化した研修を行ったそうです。昨年まで不登校問題などといじめ問題を合わせた研修はしていましたが、いじめだけの研修は珍しく、参加者は県教委が力を入れていると実感したとのこと。

研修は「県公立小中学校教頭連絡会議」の中で実施されました。同会議は県や国の教育施策を現場の教頭に理解してもらうため、年に1回開催しています。毎年学校の運営や教育に関する問題を県教委事務局が説明。生徒指導に関しても、今までは生徒の不登校や暴力行為など様々な問題について説明されていましたが、今年は約30分間いじめ対策の研修を行いました。

県教委の児童生徒指導推進室長は「いじめはどの学級にも起こりえるし、どんな子も加害者や被害者になり得る」と念押ししたうえで、「教諭の個人的な判断だけでいじめを判断せずに学校として調査や指導をしていくべきだ」と呼びかけたそうです。

宇都宮市立若松原中では生徒にいじめや嫌な思いをしたことに関するアンケートを実施。さらに三者面談や保護者からのメールなどで状況を把握するようにしています。小森一則副校長は「子どもからの小さなサインでも見逃さないよう、細かい調査結果もしっかり調べていきたい」と話していました。

カテゴリー: 栃木県

愛知 不登校児童 最多の1787人

愛知県が7月27日に公表した学校基本調査で、2011年度の県内小学校の不登校児童数が過去最多の1787人であったと朝日新聞が報じています。県教委がスクールカウンセラーを増やすなどの対策をしていますが、追いついていないのが現状のようです。

愛知県の不登校児童は前年度より111人増え、全児童(約43万人)の0.41%で1991年の調査開始以来、最多となりました。中学校の不登校生徒は前年比21人増の6232人で全生徒(約22万人)の2.84%でした。
県によると、公立中学校全校ではスクールカウンセラーを配置していますが、小学校は4校に1校の割合でしか配置できていないことなどが不登校児童数が大幅に増加した原因とみています。

また、1年以上所在のわからない小中学生は前年度で全国最多の272人から63人に激減したことも明らかになりました。他の学校に入学したり、国外に転出した分を除いたため減ったようです。
県内最多の57人不明小中学生がいる名古屋市教委は「前年度の調査では近所の情報などから状況を把握していても、役所に届け出ていない場合は不明事例に入れていましたが、今回は事態を重要視して回答しました」と説明しています。

調査は県内すべての幼稚園、小中学校、高校などを対象に、児童生徒数や進学率などを集計したとのことです。

カテゴリー: 愛知県

長野 不登校やいじめの議論 「子ども部会」が会合

子どもをめぐる施策を検討している長野県「子どもの育ちを支えるしくみを考える委員会」の子どもたちによる部会「信州子どももいっしょにプロジェクト」は7月21日、松本市で2回目の会合を開きました。小学4年生から高校2年生までの12人が参加し、本格的にいじめや不登校など、今後話し合っていくべき問題を出し合ったそうです。

大津市の事件などを受け、いじめや暴力など友達関係の意見が多く、ケンカといじめの違いや仲間はずれ、陰口の理由について考えたいなどの意見も出ました。

不登校の話題になって、高校2年生の不登校経験者は「原因はそれぞれ違うので個々に対応してほしい」「本人が努力していることは認め、テストの点数だけで評価しないでほしい」と語っていたそうです。

同委員会は長野県が2011年度に設置しました。子ども施策を検討するには、当事者である子どもの意見を直接聞くのがよいのではないかと本年度に同部会を設立したとのこと。
この日出たテーマについては11月までに討議を重ねて、同委員会に提案することになっているそうです。

(資料:信州毎日新聞)

カテゴリー: 長野県

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