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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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引きこもり支援 全国連絡協議会 横浜で開催

6月29日にひきこもりの人やその家族を支援するために、自治体などが設置している「ひきこもり地域支援センター」の全国連絡協議会がこの度初めて横浜市で開催されたことを日本経済新聞が報じています。16道府県と9政令市の支援センター責任者や専門家ら約60名が参加し、支援方法や課題について情報交換をしたそうです。

相談者の直接訪問ではスタッフ不足や本人の了解を得ることのむずかしさを訴える声が出ていたそうです。精神科医などの専門医との連携を指摘する意見もありました。

地域支援センターは社会福祉士などの専門家に相談できる地域の窓口として、厚生省が全国に約40か所設置しました。昨年の12月には連携の強化を目的とした全国連絡協議会が発足。厚生省の推計によると、全国では約26万世帯に引きこもりがいるとみられているそうです。

 

カテゴリー: 神奈川県

『ハートフルフォーラム』で不登校の悩み克服 横須賀市

横須賀市本町の市立総合福祉会館で、不登校の悩みを持つ小中学生やその家族を支援する『ハートフルフォーラム』が、横須賀市教育委員会主催で開催されました。
不登校経験のある高校生が体験談を話し、小中学生に対して『自分に自信を持って』と強く呼びかけたそうです。

現在、市内の学校に通う高校2年生の女子生徒は、小学生の時に言葉の暴力を受けたことで学校に行けなくなり、中学生になっても行きづらくなってしまいました。それでも、市の相談教室に通うようになってからは、1人で悩んでいた苦しみを家族や教師に話せるようになり、苦手意識のあったコミュニケーションも克服。今では将来保育士になる夢へ向かって毎日充実した高校生活を送っているそうです。

幼い頃病弱だった高校3年生の男子生徒は、小学校時代に同級生からいじめや冷やかしを受けて、劣等感を持つようになってしまいました。中学1年生の時には完全な不登校になっていたそうです。母親の励ましで相談教室に行きはじめ、フリースクールで勉強のサポートを受け次第に前向きな気持ちを持てるようになり、第1志望の高校に合格することができました。
男子生徒は現在生徒会長として活躍していて、自分の過去を振り返り「自分を否定せずに、周りの応援してくれている人を頼ってほしい。」と語っていたそうです。

横須賀市によると、2010年度市内の不登校児童生徒は約600人。フォーラムでは市内フリースクールや相談教室の活動内容の紹介も行ったとのこと。

一人で悩みを抱え込んでしまう前に、是非こういった機会を利用して少しでも解消できるといいですね。

≪不登校 相談窓口≫
市教委支援教育支援課
TEL 046-822-8513

(資料:神奈川新聞)

カテゴリー: 神奈川県

徳島県 予防教育プログラム 鳴門教育大が完成

不登校やいじめを未然に防ぐことを目指した「予防教育」プログラムを鳴門教育大が完成させました。

2012年度から鳴門市を中心に、小中学校16校が授業に取り入れ、児童生徒が「怒り」などの感情をコントロールする方法を学んでいるそうです。そして、どんな時にどのくらいの怒りが湧くのかを考えさせ、自分たちで抑える方法を考えて出し合います。

鳴門市の堀江小学校で行った授業では、同大予防教育科学センターの内田加奈子講師が怒りを抑える方法を講義しました。怒りの大きさをスクリーンに映し出したボールに例えて「怒りを抑える呪文」をボールに向かって叫ぶと、ボールが小さくなっていくというものでした。見ていた児童たちからは歓声が上がっていたそうです。

同大予防教育科学センターの山崎勝之所長は「問題の根本的な部分の解決には予防が必要だったが、今まで手薄の状態だった。まずは多くの学校で継続していきたい。」と語っていたとのことです。

(資料:毎日新聞)

カテゴリー: 徳島県

名古屋市 小中学校の学校医に精神科医を指定

愛知県名古屋市は6月25日に、児童生徒の心の問題に対応できるよう、市立小中学校などの学校医として精神科医を迎える方針を明らかにしたと毎日新聞が伝えています。内科などの医師は既に学校医になっていますが、精神科医は異例だそうです。

名古屋市によると、市立小中学校における2011年度の不登校児童生徒は1860人でした。今までは各中学校区で1~2人のスクールカウンセラーや養護教諭がメンタルケアにあたっていましたが、鬱病など投薬治療を必要とする場合に相談できる医師が決まっていなかったため、「精神科の学校医がいた方が対処しやすい」との声があがっていました。

河村市長は「こどもが精神科に足を向けるのは難しいので、学校などと協力して出来ることから導入していきたい」と語っていたそうです。

カテゴリー: 愛知県

高知県 若者の居場所サロン

高知県黒潮町入野の空き店舗にサロン風の「寺子屋・ワークギャラリー芸農人」がイベントスペースとして開かれました。
自宅で過ごすことが多い若者に居場所を提供しながら、写真の展示やパソコン教室などにも活用されています。
ひきこもり傾向の子どもやその家族、地域住民などが悩みを相談し合う場所として、同町の元中学教諭・矢野富久味さんらが提供しているそうです。

会場では、すでにたくさんのイベント予定が入っています。手作り家具の販売は土佐ヒノキを使った箸づくり体験、手芸品や水彩画の展示販売や写真コンテストなどを開催。
また、心理カウンセリングの研修会や学習支援、子育てに悩む親のために「親の会」を開催し、子どもやその家族をバックアップしています。
お近くの方は、是非ご参加ください。

会場は月~土曜日の10時~15時までで、入場料は無料となっています。

【問い合わせ】
NPO芸農人  TEL 0880-43-0503

カテゴリー: 高知県

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