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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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徳島県 予防教育プログラム 鳴門教育大が完成

不登校やいじめを未然に防ぐことを目指した「予防教育」プログラムを鳴門教育大が完成させました。

2012年度から鳴門市を中心に、小中学校16校が授業に取り入れ、児童生徒が「怒り」などの感情をコントロールする方法を学んでいるそうです。そして、どんな時にどのくらいの怒りが湧くのかを考えさせ、自分たちで抑える方法を考えて出し合います。

鳴門市の堀江小学校で行った授業では、同大予防教育科学センターの内田加奈子講師が怒りを抑える方法を講義しました。怒りの大きさをスクリーンに映し出したボールに例えて「怒りを抑える呪文」をボールに向かって叫ぶと、ボールが小さくなっていくというものでした。見ていた児童たちからは歓声が上がっていたそうです。

同大予防教育科学センターの山崎勝之所長は「問題の根本的な部分の解決には予防が必要だったが、今まで手薄の状態だった。まずは多くの学校で継続していきたい。」と語っていたとのことです。

(資料:毎日新聞)

カテゴリー: 徳島県

名古屋市 小中学校の学校医に精神科医を指定

愛知県名古屋市は6月25日に、児童生徒の心の問題に対応できるよう、市立小中学校などの学校医として精神科医を迎える方針を明らかにしたと毎日新聞が伝えています。内科などの医師は既に学校医になっていますが、精神科医は異例だそうです。

名古屋市によると、市立小中学校における2011年度の不登校児童生徒は1860人でした。今までは各中学校区で1~2人のスクールカウンセラーや養護教諭がメンタルケアにあたっていましたが、鬱病など投薬治療を必要とする場合に相談できる医師が決まっていなかったため、「精神科の学校医がいた方が対処しやすい」との声があがっていました。

河村市長は「こどもが精神科に足を向けるのは難しいので、学校などと協力して出来ることから導入していきたい」と語っていたそうです。

カテゴリー: 愛知県

高知県 若者の居場所サロン

高知県黒潮町入野の空き店舗にサロン風の「寺子屋・ワークギャラリー芸農人」がイベントスペースとして開かれました。
自宅で過ごすことが多い若者に居場所を提供しながら、写真の展示やパソコン教室などにも活用されています。
ひきこもり傾向の子どもやその家族、地域住民などが悩みを相談し合う場所として、同町の元中学教諭・矢野富久味さんらが提供しているそうです。

会場では、すでにたくさんのイベント予定が入っています。手作り家具の販売は土佐ヒノキを使った箸づくり体験、手芸品や水彩画の展示販売や写真コンテストなどを開催。
また、心理カウンセリングの研修会や学習支援、子育てに悩む親のために「親の会」を開催し、子どもやその家族をバックアップしています。
お近くの方は、是非ご参加ください。

会場は月~土曜日の10時~15時までで、入場料は無料となっています。

【問い合わせ】
NPO芸農人  TEL 0880-43-0503

カテゴリー: 高知県

兵庫県丹波市 「子育て親の会」が若者の居場所開設

神戸新聞によると、引きこもりや不登校の子供たちが安らげる場所を作るため、「子育て親の会」が空き家を活用した集いの場「TAMARIBA(たまりば)」を兵庫県丹波市春日町に設立したそうです。

悩みを抱えている若者のための居場所づくりは同会が長い間温めていた企画で、開設の際は子育て親の会のメンバーの1人が築40年の空き家を提供しました。半年前から掃除をしたり、地元の住民に説明をしたりと準備していたようです。23日には「お楽しみ会」を開き、不登校や引きこもりなどを経験した10~20代の若者や保護者が集まってゲームや食事をして交流を深めました。

今後1年は試験期間として、同会関係者の付き添いのもと、週2~3日の開所を予定してるとのこと。代表の竹安恵さんは「年齢を問わず、気軽に来てほしい。ここを訪れた子どもたちが元気になって、安心して過ごせる場所にしていきたい。」と話していたそうです。

カテゴリー: 兵庫県

鹿児島県の公立校児童生徒 不登校減少 

鹿児島県教育委員会が今月22日に、昨年度の公立学校の児童生徒のいじめや不登校の人数が、前年度を下回ったことを発表したと南日本新聞社が伝えてます。

県教委の調査によると、不登校は小学生223人(12人減)、中学生1275人(22人減)、高校生881人(110人減)で、最も減少したのは高校生となったそうです。また、いじめ認知件数では小学校125件(14件減)、中学校142件(34件減)、高校73件(20件減)でした。
不登校の原因は「無気力」が最も多く、いじめは小中高とも悪口や冷やかしが最多で、高校ではパソコンや携帯での「ネットいじめ」が19件ありました。

県教委は今月27日に臨床心理士や研究者などからなる不登校対策委員会と、警察やPTAで構成されるネットいじめ対策委員会を設置し、原因分析や対策を検討するとのこと。
同委員会は「いじめや不登校は全体的に減少傾向ではあるが、依然として深刻な状態である。今後も改善に努めていきたい。」と話していたそうです。

カテゴリー: 鹿児島県

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