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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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倉敷市で不登校の子どもたちによるカフェが開店

今年4月から月に1度、倉敷市美観地区内で「倉敷不登校ネットワーク」の有志が旬の食材を生かしたランチを提供する「くらしきのかあさん Mamma Cafe(マンマ カフェ)」を開いているそうです。

同ネットワークは約2年前から調理を通して保護者や支援スタッフ達の交流を深めるため、倉敷や岡山市のイベントなどでコロッケやカレーを提供していました。そこで今回、不登校の子どもたちの社会との接点づくりを目的にNPO法人倉敷町家トラストの協力のもと、カフェを始めたとのこと。
子ども達は保護者達と一緒に料理の盛り付けや配膳を手伝います。

料理は「スーパーで買い物かごを片手に安くて、おいしそうな食材を選び、その場で考える」を前提に、“おふくろの味”を提供。昼時には満席になるほどにぎわっているようです。

カフェは倉敷市東町のNPO法人倉敷町家トラスト事務所にて、毎月第4日曜の11:00~15:00まで開いています。興味のある方は是非、来店してみてください。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 岡山県

岡山県笠岡市 不登校児の割合が県内ワースト2

今月20日、岡山県の笠岡市教育委員会が文部科学省の2011年度学校基本調査(速報)において、市内の詳細な状況を発表したそうです。中國新聞が報じています。

同市の不登校児童の人数は、全国で最も割合の高い岡山県内の中でも2番目に高かったとのこと。
市内公立小学校に通う全児童2,521人のうち21人が年間30日以上を欠席しており、割合にすると0.83%。これは1.21%だった赤磐市に次ぐ数字です。

内訳をみると、高学年が約半数を占めていたそうです。欠席の理由として11人が「人間関係が築きにくい」「本人の不安や緊張」、4人が「親子関係の問題」と答えていました。指導をして登校できるようになった児童は2人で、指導中の19人のうち9人が「好ましい変化が見られてきた」とのこと。

笠岡市教育委員会では、魅力ある学校づくりの必要性を感じ、「不登校を生まない体制づくり全体構想の策定」に向けて各校から意見を募っています。来年度実施に向けて、喜びを感じる授業推進や支え合う学級集団づくりなどの方策の具体化を進めているそうです。

カテゴリー: 岡山県

小中学生の不登校 全国最低の8.1人 岩手県

朝日新聞によると、文部省で行われた不登校やいじめなどの全国調査で、昨年度の岩手県内における不登校小中学生の1000人あたりの割合が全国で一番低かったそうです。

小学校の不登校児童は135人、中学校の生徒は741人で、小中学生の不登校生徒児童は1000人あたりで8.1人と、全国平均の11.2人を大きく下回りました。また、小学校から高校までの暴力行為といじめ認知件数の1000人当たりの割合も全国平均の半分以下でした。

岩手県内のいじめの認知件数は小学校で124件、中学校が123件、高校で79件の計338件で、このうち244件は「既に解決しているもの」だそうです。

県法務学事課と県教委によると、昨年度の認知されたいじめは「本人の訴え」が100件、「本人の保護者からの訴え」が75件で被害者側の申告は半数を占めていましたが、教員が見つけたのは48件しかありませんでした。

調査結果は学校側が認知しているだけの件数なので、今後はいじめや暴力の実際の状況をどのように把握するかが課題となっているようです。

カテゴリー: 岩手県

島根県 不登校割合が全国最高

9月11日に2011年度の児童生徒の問題行動調査を文部科学省が発表しました。それによると、島根県内小中学校の不登校児童生徒の割合が全国で最も高い1.4%だったそうです。

不登校児童生徒数は807人。そのうち公立が800人で、小学生は189人(前年度比1人減)、中学生は611人(同50人増)でした。さらに、中学生で新たに不登校になってしまったのは310人(前年度比3人減)と、前年とほぼ変化はなく、不登校の長期化を示す結果となりました。

公立高校の長期欠席者も319人(同59人増)となり、統計を開始した2006年度以降で最多とのこと。

公立小中高校での暴力行為は513件(同216件増)と、こちらも2006年度以降で最悪な数値となりました。教師への暴力は前年度からほぼ倍増の98件。いじめは202件(同33件減)でした。

島根県教育委員会の義務教育課は「不登校増の原因は、まだ把握できていない。暴力行為に関しては、子どもたちの自制心と教師の指導力が、ともに低下していると思う」と述べているそうです。

<参考:中國新聞>

カテゴリー: 鳥取県

広島県 小学校の不登校5年ぶりに増加

広島県内の2011年度国公立・私立小学校の不登校児童数が前年度より45人多い653人となり、5年ぶりに増加したことが文部科学省の「学校基本調査」で明らかになりました。中学校の不登校生徒は2252人と前年比で85人減少していますが、小中学校共に全国平均を上回る結果となったそうです。

広島県の小学校不登校児童数は16年連続で全国平均を上回り、中学校では14年連続となっています。特定の学校に不登校の児童・生徒が集中している傾向もあるようで、小学校では10人以上いる学校が5校、中学校では30人以上が3校ありました。

県教委は不登校が増えた原因として「親の無関心など家庭内の教育低下」「学校を挙げた対応不足」「生徒の無気力化」などがあると分析しています。重点的に指導する学校を指定して教員への研修を実施したり、まだ不登校にはなっていないが休みがちな児童・生徒の家庭訪問を行って、不登校生徒児童の減少を目指すそうです。

広島県の小学校不登校児童数は16年連続で全国平均を上回り、中学校では14年連続となっています。公立小学校で9人、中学校で50人となっていますが、実際にはもっと多い可能性があると見られています。県教委の豊かな心育成課の中村弘市課長は「今後は福祉機関や警察とも連携をもっと深め、いじめを早期発見して対応できるような取り組みをしていきたい」と話していたとのことです。

(資料:読売新聞)

カテゴリー: 広島県

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