不登校の子どもたちの支援に特化した、全国の都道府県で初めてとなる千葉県の条例が可決・成立し、教育の機会確保のため学校とフリースクールの連携強化などを進めることにしています。
条例は、不登校の児童や生徒を支援するため、行政や学校、フリースクールなどの役割を定めたものです。
また、不登校の子どもたちの学校への登校だけを目標とせず、さまざまな教育の受け方を認めて将来的な自立を目指すことなどを掲げています。
そのうえで、学校は児童や生徒の状況を継続的に把握し、さまざまな教育機会を選択できるよう支援することや、フリースクールを利用する場合は学校とフリースクールが密接な連携に努めるとしています。
条例は今月10日の県議会で可決・成立し、県教育委員会によりますと、不登校の子どもたちの支援に特化した都道府県の条例の制定は全国で初めてということです。
(NHK)