不登校の子供たちが宮城県内でも年々増えているとして、市民団体が仙台市に学校以外の学びの場の整備などの支援を求めました。
要望したのは、県内で不登校の子供たちの支援を行う8つの市民団体です。仙台市の郡市長や教育長に独自に行ったアンケート結果を報告し、学校以外の学びの場の整備などを求める要望書を手渡しました。
文部科学省の調査では、県内の不登校の児童や生徒は4000人を超え、仙台市だけでも1500人を超えています。
多様な学びを共につくる・みやぎネットワーク 中村みちよ 代表
「仙台市の不登校の数は年々増え続けている、仙台市外にも悩みの相談が寄せられている。仙台市だけではなく、宮城県全体の問題として考えていかなければならない」
市民団体が不登校の子供を持つ保護者を対象に行ったアンケートには163人分の回答があり、子供が学校に行かなくなった要因について、およそ2割が「学校の雰囲気が合わない」と回答したということです。