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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

Archive for the ‘岡山県’ Category


岡山県 不登校やいじめ把握に心理テスト導入へ

山陽新聞によると、岡山県教育委員会が不登校やいじめの兆候を早期に把握するために、2013年度から児童生徒の不安感や疎外感を調べる心理テストを導入する方針を固めたそうです。
実施対象となるのは、独立性が強い政令指定都市の岡山市を除く公立校の小学5年と中学1年。

早稲田大学の河村茂雄教授が考案した「ハイパーQU」をテストに使用し、学校や友達に対する感情、自己分析について60問程度をアンケート形式で質問。回答から満足度や意欲などを数値化します。

このテストの結果が、友達から嫌がらせを受けていたり、担任に不満を抱えていたりする子どもの把握につながるほか、学級ごとに個人の状況を分布図で表すことでクラスの人間関係が良好かどうかも調べられるとのこと。

1学期と3学期に同じテストを1回ずつ実施し、初回に学級や児童生徒の状況を把握して、2回目で対応の成果を検証する計画です。小学5年と中学1年が実施対象に選ばれたのは、小5はいじめが増えやすく、中1は中学進学で環境が変わるためだそうです。

県教委人権教育課は「テストで浮かび上がる指標から子どものサインを見つけ、不登校やいじめの解消、未然防止につなげたい」とコメントしているとのことです。

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岡山県 県教委の生徒指導推進協が不登校解消へ連携策を協議

岡山市内で今月24日、不登校やいじめなど児童生徒の問題行動への対応を協議する岡山県教育委員会の「生徒指導推進協議会」が開かれ、不登校の解消に向けた学校と地域、関係機関の連携のあり方について話し合いが行われました。山陽新聞が報じています。

事務局の県教委生徒指導推進室は、岡山県内の小学校の不登校発生率が2年連続で全国最下位である現状について、専門機関や養護教諭などに相談していない児童生徒の割合が小学校で2割、中学校で3割に上っていることを明らかにし、「支援が行き届いていない子どもをいかに減らすかが課題」と説明したそうです。

連携強化に向け協議会からは、「特別な支援が必要な子どもの現状について小中学校の間で情報を共有すべき」「地域に行政の保健福祉部局と連携できる人材の確保が必要」といった指摘があったとのこと。

県教委や学校の情報公開も課題とされ、PTA役員は「学力や問題行動に関する調査結果だけでなく、現場の対策について保護者に説明してほしい」と要望しました。

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倉敷で不登校受け入れに取り組む高校の説明会開催

明日27日に倉敷で「進路について考える会」が開催されます。主催は不登校問題に取り組む「長期欠席支援ネットワーク・倉敷」などの3市民団体。

不登校経験者や中退者を受け入れている通信制高校など15校が学校説明を行うほか、個別相談も受け付けるそうです。対象となるのは小・中学校の不登校経験者、高校の中途退学者や保護者です。

参加無料ですので、進路について悩んでいる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

≪開催概要≫
■日時
10月27日(土)13:00~16:30

■場所
〒712-8046 岡山県倉敷市福田町古新田940
ライフパーク倉敷大ホール

■参加費
無料

■対象者
小・中学校の不登校経験者、高校の中途退学者、保護者

■お問い合わせ
090-1010-4920(長期欠席支援ネットワーク・倉敷)

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倉敷市で不登校の子どもたちによるカフェが開店

今年4月から月に1度、倉敷市美観地区内で「倉敷不登校ネットワーク」の有志が旬の食材を生かしたランチを提供する「くらしきのかあさん Mamma Cafe(マンマ カフェ)」を開いているそうです。

同ネットワークは約2年前から調理を通して保護者や支援スタッフ達の交流を深めるため、倉敷や岡山市のイベントなどでコロッケやカレーを提供していました。そこで今回、不登校の子どもたちの社会との接点づくりを目的にNPO法人倉敷町家トラストの協力のもと、カフェを始めたとのこと。
子ども達は保護者達と一緒に料理の盛り付けや配膳を手伝います。

料理は「スーパーで買い物かごを片手に安くて、おいしそうな食材を選び、その場で考える」を前提に、“おふくろの味”を提供。昼時には満席になるほどにぎわっているようです。

カフェは倉敷市東町のNPO法人倉敷町家トラスト事務所にて、毎月第4日曜の11:00~15:00まで開いています。興味のある方は是非、来店してみてください。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 岡山県

岡山県笠岡市 不登校児の割合が県内ワースト2

今月20日、岡山県の笠岡市教育委員会が文部科学省の2011年度学校基本調査(速報)において、市内の詳細な状況を発表したそうです。中國新聞が報じています。

同市の不登校児童の人数は、全国で最も割合の高い岡山県内の中でも2番目に高かったとのこと。
市内公立小学校に通う全児童2,521人のうち21人が年間30日以上を欠席しており、割合にすると0.83%。これは1.21%だった赤磐市に次ぐ数字です。

内訳をみると、高学年が約半数を占めていたそうです。欠席の理由として11人が「人間関係が築きにくい」「本人の不安や緊張」、4人が「親子関係の問題」と答えていました。指導をして登校できるようになった児童は2人で、指導中の19人のうち9人が「好ましい変化が見られてきた」とのこと。

笠岡市教育委員会では、魅力ある学校づくりの必要性を感じ、「不登校を生まない体制づくり全体構想の策定」に向けて各校から意見を募っています。来年度実施に向けて、喜びを感じる授業推進や支え合う学級集団づくりなどの方策の具体化を進めているそうです。

カテゴリー: 岡山県

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