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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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鹿児島県の公立校児童生徒 不登校減少 

鹿児島県教育委員会が今月22日に、昨年度の公立学校の児童生徒のいじめや不登校の人数が、前年度を下回ったことを発表したと南日本新聞社が伝えてます。

県教委の調査によると、不登校は小学生223人(12人減)、中学生1275人(22人減)、高校生881人(110人減)で、最も減少したのは高校生となったそうです。また、いじめ認知件数では小学校125件(14件減)、中学校142件(34件減)、高校73件(20件減)でした。
不登校の原因は「無気力」が最も多く、いじめは小中高とも悪口や冷やかしが最多で、高校ではパソコンや携帯での「ネットいじめ」が19件ありました。

県教委は今月27日に臨床心理士や研究者などからなる不登校対策委員会と、警察やPTAで構成されるネットいじめ対策委員会を設置し、原因分析や対策を検討するとのこと。
同委員会は「いじめや不登校は全体的に減少傾向ではあるが、依然として深刻な状態である。今後も改善に努めていきたい。」と話していたそうです。

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鹿児島 昨年度の高校不登校が過去最多に

毎日新聞によると、鹿児島県教育委員会がまとめた2010年度の児童・生徒の不登校、いじめ、暴力行為に関する調査結果において、高校生の不登校が前年度から20%増の991人であったことがわかったそうです。これは2004年の調査開始以来、最多の結果に。
一方、いじめの認知件数は同25%の大幅減でしたが、教職員による発見が半減したことから、潜在的ないじめが減少していない可能性もあるとのこと。

調査は鹿児島県内にある939校すべての公立小中高校と特別支援学校で実施されました。
高校生の不登校は全生徒数の2.6%を占め、原因(複数回答)では「本人にかかわる問題」が最多の73.4%(727人)で、内訳で最も多かった理由が「無気力」の293人。
小学校の不登校は前年度比7%増の235人で、中学校は同5%減の1297人という結果に。

いじめは、全体の合計が前年度比139件減の410件で内訳は、小学校が同26%減の139件、中学校が同27%減の176件、高校が同17%減の93件、特別支援学校が同33%減の2件でした。
発見のきっかけは「学校の教職員等」が127件で前年度より123件(49%)少なく、この減少分が全体の減少件数139件の大半を占めていました。これに対し県教委義務教育課は、発見されていないいじめがあると考られるため、見抜く力の育成を徹底する方針です。

暴力行為については、全体で前年度比3%増の162件。内訳は小学校が同6件減少の2件、中学校が1件減の39件、高校が12件増の121件だったとのこと。暴力行為に関しては同じ生徒が繰り返し起こす傾向があるそうです。

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鹿児島 中学生の不登校、過去最高38人に1人

朝日新聞によると、文部科学省の学校基本調査で、鹿児島県内の小中学校で昨年度に不登校を理由に30日以上欠席した児童生徒は、小学校222人(前年度比60人減)、中学校1391人(同12人減)の計1613人だったことが分かりました。

今回の調査結果で全体的な不登校生の人数が減ったことが明らかになりましたが、中学生の不登校割合は約38人に1人と過去最高の数値となりました。

同時に発表された県の調査では、公立校の不登校の児童生徒は小学校219人、中学校1371人で、学年が上がるほど増える傾向にあり、中学3年生は599人に上ったそうです。
不登校のきっかけとなった理由(複数回答)は、友人関係の問題や学業不振などの「学校生活(755人)」、親子関係の問題などの「家庭生活(438人)」、やる気が出ないなどの「本人の問題(806人)」が挙げられました。

また、学校を対象にした県の調査では、教職員向けの研修会や家庭訪問が不登校解消に効果的だったらしく、全体の約3割が年度内に再び登校できるようになったとのこと。

県教委義務教育課は「統計上は不登校は減少しているが、保健室登校などは集計に含まれておらず、素直に喜べない」と述べていたそうです。

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