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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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文部科学省がいじめによる後遺症を調査

産経新聞によると、中学時代にいじめなどによって不登校になった20歳前後の若者を対象とする生活実態の追跡調査を、文部科学省が今年度から来年度にかけて実施するそうです。

不登校生徒が学校を離れた後の生活を把握し、これからの支援に役立てていくことが本調査のねらい。

調査を行うのは文科省が大学教授らを委員として立ち上げた「不登校生徒に関する追跡調査研究会」。調査対象となるのは平成18年度に中学を卒業した4万人の不登校生徒で、彼らが在籍していた中学に問い合わせて本人と連絡を取るなどし、現在の状況を聞き取るとのこと。

質問の内容は
①中学3年時に学校以外の方法があれば、勉強を続けたいと思ったか
②中学卒業時、希望通りの進路に進むことができたか
③自分の望み通りの仕事に出会ったか
などの約30項目。

今までにも文科省は不登校やいじめの実態把握を行ってきましたが、不登校生徒の卒業後の進路や就職先の追跡調査は、2010~2011年度に一度実施しただけだそうです。

卒業してもいじめによる「後遺症」で苦しんでいる生徒は少なくありません。上手に他人とコミュニケーションがとれなかったり、心身のバランスが崩れてしまったり、ひきこもりになってしまうケースも報告されています。そうなってしまわないように、適切な支援や長期的な心のケアを行っていく必要があります。

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4年ぶり いじめ増加

NHKニュースによると、学校で確認された昨年度のいじめの件数がおよそ7万5000件にのぼり、4年ぶりに増加となったそうです。
文部科学省が各学校に実施した、いじめに関するアンケートの結果から明らかになりました。

昨年度に学校が確認した全国の小中学校と高校のいじめの件数は、前年度より2517件増の7万5295件。割合でみると3.5%増という結果に。

いじめによる自殺が頻発したことを受けて、平成18年にいじめの定義を大幅に変更して以来、実に4年ぶり初めての増加とのこと。これはいじめ把握のためのアンケートを実施した学校が前年度から24.5ポイント増の90.4%となったことから、実態の“掘り起こし”が進んだとみられています。

また、学校がいじめを確認した方法で、最も多かったのはアンケート調査の実施で26%、次いで本人からの訴えで23.1%、担任教師が発見したのは19.9%だったそうです。

文部科学省は引き続きいじめの実態や兆候をつかむために、アンケート調査をまだ実施していない学校に早急に実施を求める方針です。

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