神戸新聞によると、引きこもりや不登校の子供たちが安らげる場所を作るため、「子育て親の会」が空き家を活用した集いの場「TAMARIBA(たまりば)」を兵庫県丹波市春日町に設立したそうです。
悩みを抱えている若者のための居場所づくりは同会が長い間温めていた企画で、開設の際は子育て親の会のメンバーの1人が築40年の空き家を提供しました。半年前から掃除をしたり、地元の住民に説明をしたりと準備していたようです。23日には「お楽しみ会」を開き、不登校や引きこもりなどを経験した10~20代の若者や保護者が集まってゲームや食事をして交流を深めました。
今後1年は試験期間として、同会関係者の付き添いのもと、週2~3日の開所を予定してるとのこと。代表の竹安恵さんは「年齢を問わず、気軽に来てほしい。ここを訪れた子どもたちが元気になって、安心して過ごせる場所にしていきたい。」と話していたそうです。