北海道新聞によると、文部科学省の問題行動調査でわかった小中学校・高校での2010年度のいじめは4731件(前年度比36.8%増)だったそうです。
内訳は、小学校で2148件(同31.8%増)、中学校で1977件(同34.3%増)、高校で596件(同76.8%増)、特別支援学校が10件(同47.3%減)と、高校の急増が目立ちました。
また、千人当たりでみると2.3件増加の8.3件で、全国の5.6件を上回るという結果に。
今回から都道府県ごとにも示されるようになったいじめの解決率は91.2%で、全国3番目に高かったそうです。
しかし、解決率は「いじめが解消した」と学校が判断するものですので、隠れた数字がある可能性も否定できないでしょう。