三重県津市で、大学と市が不登校などの児童・生徒を共同で支援する施設が完成し、27日、関係者に公開されました。
津市の三重大学付属学校の敷地内に完成したのは、「三重大学・津市子ども教育センター」です。
このセンターは、三重大学と津市が共同で運営するもので、不登校の子どもの自立を支援する教室や、障害のある子どもなどの学習を支援する「通級指導教室」などが整備されています。
津市と三重大学は、市の教職員が持つ教育現場での経験と、大学が得意とするICTを活用した教育支援のノウハウを共有することで、不登校などの子どもへの支援を強化する狙いです。
また、学生のボランティアもセンターの活動に参加することで、教育人材の育成につなげたいとしています。
このセンターは、4月から稼働する予定です。(中京テレビ)