新型コロナウイルスの感染拡大を受けて大手予備校や塾では、オンラインでの授業を強化する対応を進めています。
このうち「駿台予備学校」は、首都圏や近畿地方などで8日から4週間余りにわたって授業を中止し、休校にする一方で、個別指導が受けられるオンラインのシステムを活用するとしています。
「河合塾」は、首都圏と近畿地方、それに福岡県では、ふだん行っている対面での授業を中止し、代わりに来週15日から3週間、パソコンやタブレットを使ったオンライン授業を行うということです。
「東進ハイスクール」と「東進衛星予備校」では、緊急事態宣言が出された7都府県では校舎を使わず、自宅でのオンライン授業だけにするということです。また、受講生でない高校生にも、一部のオンライン授業を無料で公開する取り組みを始める予定だということです。
大阪府内と奈良県内で学習塾を展開する「類塾」では、保護者の意見を聞いたうえでオンラインでの授業の実施などを検討するとしています。