中國新聞で、山口県柳井市の柳井中学校に不登校の児童、生徒が通う適応指導教室「しなやかスクール」を同市教育委員会が開設することが伝えられています。
適応指導教室では、約40年の勤務経験がある元小学校養護教諭ら教員免許を持つ3人が交代で勤務し、生徒に合ったペースで学習を指導。一人一人にあった指導で学校復帰に向けた手助けをします。保護者を対象としたカウンセリングの場も設けるとのこと。また、野菜作りなどを通じて集団行動に慣れるカリキュラムも検討しているそうです。
市教委学校教育課は「不登校は本人も家族もつらい。教室を通じて両者の不安を解消し、一人でも多くの復帰を手助けしたい」と同新聞にコメントしています。