文部科学省の調査によると、全国の小・中学校における昨年度の不登校の児童生徒数は134,398人で、前年度を上回り、過去10年間で最多となりました。一方、高等学校における不登校生徒数は48,579人で、前年度より1,000人程度減少しています。
不登校の要因としては、家庭環境の変化や親子関係をめぐる問題を含む「家庭問題」が最も多く、続いていじめを除いた「友人関係」、「学業不振」が挙げられます。
都道府県別にみると、1,000人当たりの不登校児童生徒数が最も多かったのは、宮城県の17.6人。続いて高知県の16.9人、沖縄県の16.2人でした。