3月2日に、佐賀市のグランデはがくれで佐賀星生学園で卒業式が行われました。星生学園は不登校の生徒の受け入れをしている高等専修学校です。
今年度の卒業生は、全日制コースが29人と土曜日通学コースが10人の合計39人でした。加藤雅世子校長は卒業証書を渡すとき、卒業生一人ひとりに「小さな生き物を大切にする優しい気持ちを持ち続けて」「大学進学を勝ち取りましたね」とはげましやねぎらいの言葉をかけていたそうです。
卒業生代表の副島真桜さんは「人と関わることで得られる喜びや成長を実感できた。この先、大きな壁が立ちはだかったとき、学園での学びに立ち返り、乗り越えた先に待っている幸せそうな自分を想像し、頑張っていきたい」と答辞を述べました。副島さんは県内に就職が決まっているそうです。