下野新聞によると、栃木県内の若者の自立を支援する地域若者サポートステーション事業を実施している3団体が「サポステ・学校連携推進事業」として、本年度から不登校者や高校中退者の支援を開始させるそうです。同事業の目的はニート・ひきこもりの未然防止。
2011年度の文部科学省調査では、県内の高校不登校者が1,052人、中退者が1,029人に上り、中退をきっかけに引きこもりとなる人も多く、ニート予備軍となる可能性が指摘されています。
そのことを受け、県若年者支援機構は県内各地に拠点となる「サポステ寺子屋」を設置。中学3年生を含む15~39歳を対象に、個別指導で高校卒業程度認定試験の合格を目指したり、不登校者向けに定期試験対策などを行ったりするそうです。
今月16日に宇都宮市今泉町の市青少年活動センター内にて宇都宮東教室を開始。17日には高根沢教室、18日には鹿沼教室と宇都宮西教室が順次スタートとなります。