佐賀新聞によると、2009年度で佐賀県内の不登校中高生数が前年に比べ、中学生が727人(85人減)、高校生が401人(38人減)だったと報じています。
2008年度に過去最多を記録した中学生の不登校生徒が2年ぶりに700人台になり、生徒全体の2.76%となりました。高校生は2年連続減少で生徒全体の1.84%でした。
佐賀県教育委員会では不登校問題を重要課題として考えており、スクールカウンセラーやソーシャルワーカーを配置するだけでなく、新しく35人以下の小規模学級か、複数の教師で指導するチームティーチングを選択できる制度を実施し、「中1ギャップ対策」をおこなっています。
川崎俊広教育長は「きめ細かな対応で問題をひとつずつ解決していきたい」と熱く語っていたそうです。