信濃毎日新聞によると、1月23日(日)に長野県にある長野市ふれあい福祉センターで、NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク主催の「不登校や発達障害、引きこもりの子どもと医療の関わりを考える講演会」が開催されるそうです。
近年、登校拒否の子どもが不眠や頭痛、食欲がないなどの症状を訴えた際に医療機関を受診すると薬が処方され、そのまま服用を続けるケースが増えています。
そのことについて「薬で症状は治まっても問題の根本は解決しないこともある」と同法人の関係者の方はコメントしています。さらには「苦しい気持ちを理解してほしいと思っていた子どもが親に受診させられ、不信感を抱くこともある」とのこと。
そうした中で、受診が本当に必要な場合もあるけれど、医療に任せるだけではなく、そのような子どもたちとの付き合い方を考える場として講演会を開催することにしたようです。また、医療との付き合い方も見直し、医療関係者との連携を深めるねらいもあります。
開催時間は13時から16時。資料代として500円が必要になるそうですが(18歳以下と当事者は無料)、関心がある方は参加してみてはいかがでしょうか。