4月3日、富山県富山市安住町のサンシップとやまで「『不登校』を体験して、僕たちが伝えたいこと」と題した公開授業が行われました。通信制の星槎国際高校富山学習センターの卒業生と在校生5人によるもので、地域住民や保護者ら約50人が聴講。
卒業生らは、けがでの長期入院や友達関係がうまくいかなかった経緯、部屋に閉じこもっていた当時の思い、また、同校に入学してから自信がもて、自分の居場所を見つけたという経験談を話しました。
今春から福祉系の短大に進学した介護福祉士を目指す寺崎一平さんは、「緊張する中、自分なりにやりきれました。社会に出ると意見発表の場が多いと思うので、貴重な経験でした」と話し、その表情からは自信がうかがえました。