毎日新聞によると、ひきこもりや不登校の若者たちを支援する「フリースクール・寺子屋 みらいの会」を運営している野田隆喜さん(54)が、福岡県飯塚市にもフリースクールを開設するそうです。
同会を開設してから不登校やひきこもりの深刻さを知った野田さんは、そのような子どもたちのサッカーチームを作るなど、独自の活動を行っています。
野田さんは3歳から18歳までを飯塚市で過ごし、高校卒業後に京都の大学へ進学しました。そして阪神大震災に遭い、避難していた向日市で1999年に「みらいの会」を設立。かねてから故郷である筑豊のまちづくり・人づくりの一環として、ひきこもり支援を考えていたとのことで、友人たちの協力も得て「みらいの会」の筑豊学舎開設に至りました。
筑豊学舎では、民家や田畑を借りて共同生活をしながら農作業や就労体験などをする予定。野田さんは「これまでの経験を筑豊でも人材育成に生かし、古里を錦で飾りたい」と意気込んでいるそうです。
また、3月24日(土)に設立総会を開催。ひきこもり治療で著名な精神科医・斎藤環さんを招き、講演会やひきこもり経験者の体験談発表、一問一答などの勉強会が行われるとのことです。
定員が決まっているので、参加希望の方はお早めにお申し込みください。
≪開催概要≫
◆日時
3月24日(土)
勉強会 10:00~/講演会・体験談発表 13:00~
◆会場
福岡県飯塚市新飯塚20-30
立岩公民館
◆内容
○勉強会
定員:30人/参加費:5,000円
○講演会・体験談発表
定員:100人/参加費:無料
◆お申し込み・お問い合わせ
090-3035-8050(野田さん)