東京都教育委員会のデータによると、都立高校(全日制・定時制)の不登校生徒数が3050人(2007年度)から4220人(2011年度)と1170人も増加し、一方で中退者数は4694人(2007年度)から3337人(2011年度)と1300人以上も減少したそうです。
近年、東京都では不登校生などを受け入れるためのチャレンジスクールや、基本学習を重視するエンカレッジスクールの設置を進めています。これらの取り組みが中退者数の減少につながったと考えられているとのこと。
通学への意欲や目標を持てる環境を整えていくため、2013年度には都内全189校にスクールカウンセラーを配置したり、体験入学の機会を増やしたりする方針だそうです。