徳島新聞によると、徳島教育委員会が学校向けに不登校の解消や未然防止について纏めた冊子「段階別不登校対応ハンドブック」を作成したそうです。
ハンドブックには「不登校の各段階と対応」「子どもや保護者との関わり方」「再登校に向けて」などの6章に分けて、不登校になった児童生徒への対応ポイントを記載。不登校の児童生徒の状況を初期、中期、後期、再登校準期の4段階で判断可能なチェックリストがあり、段階に応じて素早く的確な対応ができるようになっています。
また、不登校の兆候を見つけるためのチェックリストも添付されており、月2回程度、登校時や休み時間の様子を確認するよう促しています。あいまいな理由で3日休んだ場合には、校内で会議を開くなど早期対応を行う必要性を指摘しているとのこと。
ハンドブックは1000部作成し、近日中に公立小中高と特別支援学校の全校へ配布予定されるそうです。