6月29日にひきこもりの人やその家族を支援するために、自治体などが設置している「ひきこもり地域支援センター」の全国連絡協議会がこの度初めて横浜市で開催されたことを日本経済新聞が報じています。16道府県と9政令市の支援センター責任者や専門家ら約60名が参加し、支援方法や課題について情報交換をしたそうです。
相談者の直接訪問ではスタッフ不足や本人の了解を得ることのむずかしさを訴える声が出ていたそうです。精神科医などの専門医との連携を指摘する意見もありました。
地域支援センターは社会福祉士などの専門家に相談できる地域の窓口として、厚生省が全国に約40か所設置しました。昨年の12月には連携の強化を目的とした全国連絡協議会が発足。厚生省の推計によると、全国では約26万世帯に引きこもりがいるとみられているそうです。