岐阜県教育委員会は新年度から、児童生徒が安心して楽しく過ごせる学校や集団づくりを促進するモデル校「居場所と絆づくり実践推進校」の指定を検討しているそうです。
これは、不登校やいじめを未然に防ぐことが狙い。
岐阜県内の一部自治体で児童生徒に実施しているアンケート「集団適性アセスメント検査」をモデル校でも行い、同検査で学級内での人間関係を把握して結果を分析。学級の人間関係づくりや児童生徒の対応に役立てる方針です。
また道徳教育を充実すると同時に、学級活動などの「特別活動」とも連携を図り、思いやりの心や命を尊重する心、良好な人間関係を築く力などの育成に取り組む見込み。
教員に対しては、外部講師を招いて指導力向上を目的とする研修会なども行うそうです。
同課は「子どもたちにとって学校が安心して楽しく過ごせる居場所となり、仲間との人間関係が豊かになる絆づくりを進めていきたい」と述べているとのこと。
今春から、モデル校に小中学校4校を指定しているそうです。