毎日新聞によると、文部科学省が北海道の公立学校での暴力行為の発生件数が1811件(前年度比324件増)だったことを発表したそうです。この結果は2010年度の児童・生徒の問題行動調査からわかりました。
内訳は、小学校で55件(同34件減)、中学校で1322件(同278件増)、高校で424件(同80件増)。
昨年度から2週間以上のけがから軽微なものまでを暴力行為として報告することになり、全体的に件数が増えました。
暴力の種類では生徒同士が982件(同158件増)と半数以上を占め、次いで器物損壊469件(同18件増)、対教師271件(同103件増)という結果になりました。
児童・生徒1000人当たりの件数は3.5人と、全国平均の4.4人を下回っているとのこと。
また、いじめの認知件数は全体では4650件(同1260件増)で、小学校2148件(同521件増)、中学校1964件(同520件増)、高校528件(同228件増)。不登校は小学校742人(在籍比0.27%)、中学校3379人(同2.40%)、高校853人(同0.75%)と、昨年度に比べてほぼ横ばいだったそうです。