7日、岡山県議会の予算総括協議会で、伊原木隆太知事が不登校対策のためのスクールカウンセラーや登校支援員などの専門的な人材を増員する考えを示しました。
岡山県では、15年度の不登校出現率で児童生徒1000人あたり小学校4.6人、中学校24.9人という数値が出ており、小学校の不登校出現率が全国平均を上回っている現状が報告されています。
知事は登校支援員らの活動で不登校の防止や改善の事例がある、取り組みをより効果的に推進できるよう、予算の増額を検討すると述べています。
登校支援員に関しては小学校100校への配置、スクールカウンセラーは中学校123校、小学校に78校へ配置する予定。
予算案の取りまとめは15日、22日開会予定の2月定例県議会にて提出となります。