西日本新聞によると、8月27、28日に第16回登校拒否・不登校問題「全国のつどいin長崎」が長崎県佐世保市で開催されたそうです。
このつどいは、1996年から不登校の子どもや保護者、研究者たちの交流と学習を目的に全国各地で実施されています。
27日は大阪千代田短大の広木克行学長の記念講演が行われました。テーマは『子どもを支える親たちに学びつづけて』。広木さんは講演で、不登校というものは「病気や怠けではなく、子供たちが悩みや苦しさを言葉にできず送っている正常なシグナルだ」と述べ、「最も大切な支援者である親が、子どもが自分らしく生きられる場所を確保してあげてほしい」と訴えました。
28日には「家族の役割」など12のテーマで分科会を開き、さまざまな意見が交わされたそうです。