佐賀県の中学不登校生徒が、2007年度に過去10年で最多の823人となったことが学校基本調査で明らかになったと佐賀新聞が報じています。生徒全体の2.87%が不登校となっており、1クラスに1人にる割合になっているそうです。
統計調査課によると中学の不登校生徒は1999年度以降、781人をピークに700人台で増減を繰り返していましたが、2007年で800人台に突入してしまいました。
佐賀県学校教育課では、心の支援員やスクールソーシャルワーカー配置事業などを導入し、現状をしっかりと把握・分析して、様々な状況に対応しながら改善してく方針のようです。
ちなみに高校進学率は97.5%で0.4ポイントの低下となりましたが、大学・短大への進学率は42.6%で過去最高となっています。