岐阜県教委は2016年度、不登校やいじめなどの問題に悩む生徒や保護者の相談に乗るスクールカウンセラーを増やすことを発表しました。
カウンセラーは非常勤で、臨床心理士や精神科医らが担当。
2001年から導入を開始し、徐々にカウンセラーの人数を増やしながら、昨年度は100人体制で県内すべての小・中・高校を週1、2回の頻度で定期的に訪問していました。
文部科学省の調査によると県内の公立高校の不登校生徒数は、一時より減少したものの2012年以降は横這いで推移しています。今年度は、新規にスクールカウンセラーを数名増やすほか、これまで小・中学校を担当してきたスクールカウンセラーの一部に、高校担当も兼務してもらうなどして、不登校生徒数の減少につなげたいと考えているとのこと。
校安全課の担当者は「2016年度は不登校の生徒を、2014年度より20人減らしたい」と話しています。