いじめ防止に取り組んでいるNPO法人が昨年10月~今年5月に調査したアンケート結果から、いじめ被害のある子どもの3人に1人が、「死にたい」と思ったことがあるとわかったそうです。
NPO法人のアンケートには、15都道府県の児童生徒約8,400人が回答し、そのうちの38%(3,215人)がいじめ被害を経験。小中高校別では、小学生は49%、中学生35%、高校生29%でした。
いじめ被害者のうち11%(336人)が、当時「つらくて死んでしまいたいと思ったことが、とてもあった」と答え、24%(773人)が「少しあった」と答えたとのこと。
NPO法人の理事は「きっかけがあれば、どの子も命を絶ってしまう可能性がある。言葉や冷たい態度を取るだけのいじめでも深刻に考えないといけない」と話しているそうです。
(参考:産経ニュース)