うるま市内の公立小学校に勤務する40代の男性教諭が男子児童に対し、顔に落書きをするなどの不適切な行為を繰り返していたことがわかりました。
学校側の発表によると、昨年4月から10月にかけて児童の顔に落書きをしたり、児童が嫌がっているにも関わらず「宇宙人」と呼ぶなどしていたといい、教諭の付けたこのあだ名は生徒間でも広がり、上履きを隠されるなどのいじめにも発展していたとのことです。その後、児童は体調を崩し不登校の状態となっており、精神的ストレスから自傷行為や嘔吐などの症状も出ているようです。
この件について学校側は「いじめの認識はあった」として保護者に対する説明会を開いており、問題となった男性教諭もいじめを認めた上で児童とその保護者に謝罪しています。しかし教諭も現在心身のバランスを崩したとして病気休暇中の扱いになっているため、うるま市教育委員会は当人の体調の回復を待って直接話を聞いた上で処分を検討するとしています。