宮城県大河原町教育委員会は、JR大河原駅前ビルの「オーガ」1階に不登校の小中学生の支援拠点として「おおがわら子どもの心のケアハウス」を開設しました。
小中学校の教師や養護教諭などの経歴をもつスタッフが、勉強の遅れを取り戻す支援をしたり、心のケアを施して不安を解消できるようにします。家庭訪問や土曜の学習会、夏季・冬季休暇の集中学習も実施する予定です。
同ケアハウスでは、元大河原小学校校長で県スクールカウンセラーの堀努さん(63)がスーパーバイザーを務めます。堀さんは「子どもの信頼を得ることから始め、時間をかけてでも丁寧に寄り添う。家庭と学校の中間点として、苦しむ子や親の支えになりたい」と話しました。