内閣府によって行われた教育と生涯学習に関する世論調査によると、教育に関心がある人のうち69%の人がいじめや不登校への対応などに関心があると回答しました。
この調査は、去年の12月に全国の20歳以上の男女3000人を対象に行われたもので、約半数の1653人から回答を得たものです。
教育についてのニュースや話題に関心があるかと尋ね、関心があると答えた人は80.9%でした。また、関心があると答えた人にどのようなことに関心があるかと複数回答で尋ねたところ、「いじめ、暴力行為などへの対応や不登校の児童・生徒への支援」と答えた人が69%と最も多く、「道徳教育など豊かな心の育成」が次に多い54.7%という結果となりました。
文部科学省はこの調査結果から、「学校教育では、いじめや不登校への対応に非常に高い関心がみられた。大きな課題と受け止め、対応していきたい」と話しています。