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不登校の子支援へ メタバース導入 アバターで教室に合流 木更津市

千葉県の木更津市教育委員会は7月から、不登校が続く小中学生への教育支援教室「あさひ学級」のオンライン版にメタバース(仮想空間)システムを導入する。児童生徒は、オンライン版の教室に自分を表すアバター(分身)で合流。アバターを相談員に近づけるとビデオ通話ができる。県内では先進的な取り組みという。(山本哲正)
あさひ学級は、さまざまな要因で不登校状態が続く子どもらの社会的自立を支援するため1995年に開設。通級型に合流できない子も何とかつながれるよう、昨年9月にオンライン型を始めた。現在、通級型と合わせて計24人が参加している。
オンラインは、1人1台ずつ持っているタブレットで参加。これまではタブレット内にある教材を自分で立ち上げて学習し、相談員との会話にはビデオ通話アプリを使う必要があった。
メタバース版では、画面に教室が並んでいるイラストが表示される。アバターを各教室に入れるとドリルソフトや学習動画が立ち上がる。ほかの児童生徒が入室している様子も見ることができる。
市教委まなび支援センターによると、県内ではオンライン版教育支援教室も珍しく、メタバースは初めてという。全国ではさいたま市にメタバースの導入例があり、参考にした。同センターの担当者は「可視化した自分自身やほかの児童生徒を見ることで、孤独感は軽減される。人とつながることをより実感できるようになる」と期待している。


カテゴリー: 千葉県

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